アクチュアリーの勤務時間、休日・仕事は激務?

アクチュアリーの勤務体系の種類

日本に存在するアクチュアリーのほとんどは、保険会社や信託銀行など金融機関の正社員として働いています。

基本的には営業職や事務職などその他の業種と同じく、会社が定める定時に出勤にすることが多いです。

しかし、新しい商品を開発する時や、なかなか納得できる掛金の計算ができない時などは残業で夜遅くまでの勤務になることもありますが、夜勤勤務などはないですし、シフトで働くような仕事ではありません。

アクチュアリーの勤務時間

企業で働くアクチュアリーの労働時間は、一般的には9時~17時の勤務など、所属する会社の定める勤務時間になることが多いです。

ただし、アクチュアリーは難易度が高い資格であるがため、常に人手不足の職業で、一人に対する業務量が多くなりがちで、夜遅くまで残業したり、ときには休日出勤したりすることもあるようです。

また、専門職である分「他の人ではできない」ことが多く、自分で仕事を抱えるしかならず、どうしても負担が大きくなってしまいがちです。

とくに新人のうちは仕事にも慣れておらず、一つひとつの仕事をこなすのに時間がかかりますし、家に帰っても勉強漬けの毎日となるので、体力がないと働くのが厳しくなります。

こういったことから、所属する企業によっては残業が多い場合もあるので、ワークライフバランスを重視したい人は先輩社員に確認しておくほうがよいでしょう。

アクチュアリーの休日

アクチュアリーが勤務する一般的な企業では、土日が休みの「完全週休2日制」をとっている場合が多いです。

とくにアクチュアリーが所属するような大手の金融機関は休暇取得に積極的な姿勢のため、祝日も普通は休みとなるほか、夏季休暇、年末年始休暇などもありますし、女性も産休や育休が取りやすい環境が用意されています。

また、アクチュアリー関連業務に就いている場合は、アクチュアリー資格試験前になるとまとまった特別休暇がとれる企業もあり、休みは比較的取りやすい業種といえます。

アクチュアリーの残業時間

高学歴の人が多く、難易度が高い仕事として知られるアクチュアリーに対して、ものすごく激務だというイメージを抱いている人も多いようです。

しかし、実際にどれくらいの忙しさになるかは勤める企業や配属部署によって異なりますし、時期によって波もあるので、一概に残業が多く激務な業種とはいえません。

なお、本当の意味でのアクチュアリーになるためには、アクチュアリー資格試験に合格し、正会員として認定される必要があります。

そのため、新人時代は勉強時間を確保するために、残業時間がさほど増えないよう会社が配慮してくれることも多いようです。

ただし、いざ正会員になってからは、責任も増すため残業も増加傾向にあり、深夜まで働くという時期もあるので、「給料などの待遇は良いけれど拘束時間も長くなる」ということは覚悟しておく必要があります。

アクチュアリーは忙しい? 激務?

アクチュアリーは、専門性が高く、代えが効かない仕事の忙しさに加えて、正会員になるために長期戦覚悟で勉強を継続しなくてはならないことが、最も大変なところだといわれています。

日々、頭をフル回転させて働きながら、家に帰ってもコツコツと勉強を続けることは、生半可な気持ちではできませんし、ときにはプライベートの時間や寝る時間を削っても、勉強しなくてはならないことがあるでしょう。

こうした大変さを「激務」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、アクチュアリーは誰にでも簡単にできる仕事ではありませんし、数理のプロフェッショナルとしてビジネスの世界で知識を生かしたい人にとって達成感が得られる仕事であることは間違いないでしょう。

アクチュアリーの休日の過ごし方

アクチュアリーの仕事は非常に頭を使う仕事のため、休日はゆっくりと過ごしたいところですが、アクチュアリー会の正会員になるまでは、休日は勉強に充てる人が多いようです。

もちろん息抜きも大切ですが、正会員になるためには8年~10年の勉強期間が必要と言われているので、できるだけ早い合格を目指して頑張らなくてはいけません。

さらに、勤務時間内にアクチュアリー会が実施する講座への受講が認められたり、社内で勉強会を開いたりすることもあります。

このような事情もあり、アクチュアリー正会員を目指す人は、休日も勉強漬けになることが多く、とくに若手のうちは仕事と勉強でプライベートも制限されてしまうようです。

アクチュアリーの1日のスケジュール・生活スタイル