女性の税理士

女性が活躍しやすい職業

税理士は、女性が活躍しやすい職業だといわれています。

税金を計算するうえで「男性が優位だ」とか「女性が不利だ」ということは一切なく、資格さえとれば待遇や仕事内容において男女が差別されることはありえません。

さらに専門性が高いため、結婚や育児や介護で一度は現場を離れても、また復帰しやすいというのが大きなメリットです。

一般の事務職では、再就職をしようと考えたときに年齢が高いとなかなか企業に採用されないケースもありますが、税理士の場合は基本的に定年退職がないことから40代以上からでも復帰して働きやすくなっています。

また、正社員以外にもパートやアルバイトとして働く道もあります。決算や確定申告が行われる時期はどこも忙しくて人手を募集しているため、普段は家庭に専念し、繁忙期だけ税理士の資格を生かして働くことも可能です。

ますます増える女性税理士

現在、税理士として活躍している人のなかに、女性はどれぐらいいるのでしょうか。

日本税理士会連合会が行った第6回税理士実態調査によると、開業税理士の割合は男性88.0%に対して女性が10.0%(無回答が2.0%)、補助税理士の割合は男性が68.8%に対して女性が28.6%(無回答が2.5%)、社員税理士の割合は男性が83.7%に対して女性が13.9%(無回答が2.4%)となっています。

女性が少しずつ増える傾向にあるとはいえ、まだまだ割合としては少ないほうかもしれません。

とくに開業にまで踏み込む女性税理士は、さほど多くないのが実情です。

しかし、女性の税理士どうしの結びつきは強く、たとえば「全国女性税理士連盟(女税連)」というネットワークで活発に交流をしています。

そこでは、定期的に研修会を開いては新たな税法の制度についての学習や意見交換などを行い、女性税理士が自己研さんをする場になっています。

女性税理士は、これからますます活躍していくと期待されています。

独立して自分の事務所をもつ女性税理士も、今後はもっと増えていくと考えられます。