税関職員の現状と将来性

専門性の高い仕事ならではの安定感

税関職員は国家公務員という立場になり、税に関する知識や貿易に関する知識、高い語学力など専門性の高い仕事です。

生涯にわたって景気に左右されることなく安定した収入が望めますし、育児休業などの制度も整っているので女性にとっても働きやすい職場として今後も人気を集める職となるでしょう。

また、近年では日本と海外との交流は盛んになる一方です。国家間の交通網の整備も進み、海外旅行の楽しみや国どうしの貿易の種類もどんどん幅が広がってきています。

しかし、国と国の交流が増えるということは、その分、密輸入や脱税などのリスクも増えるということです。

実際に麻薬や覚せい剤の輸入ルートは多様化していますし、違法にコピーした偽造品の流通も問題視されています。

こうした違法なやりとりを防止するために、税関職員が果たす役割はますます大きくなっています。今後も税関職員には国と国の健全な取引を陰で支えることが求められ、今以上になくてはならない存在となるでしょう。

旅行者の増えるこれからの日本で

日本を訪れる海外旅行者の数は年々増え続けています。さらに、2020年に東京でオリンピックが開催されることが決まり、ますます多くの海外の人たちが日本を訪れることになります。

空港や港で彼らを出迎えたり見送ったりする立場の税関職員にとっては、非常に忙しい時期が到来することは間違いありません。

税関職員は、日本の安全や信頼を守るために、第一線で働くことができる職業です。オリンピックのような世界的なイベントを支える一員になれるという意味でも、これからますます大きなやりがいの感じられる職業となるのではないでしょうか。