税関職員の資格、学歴

国家試験の合格が絶対条件

税関職員には「総合職」と「一般職」がありますが、どちらも国家公務員になります。国家公務員になるためには、人事院が行う国家公務員の採用試験に合格することが絶対条件です。

試験では筆記試験や面接が行われ、総合的な人間性を判断されて採用されることになります。

税関職員として働く上で絶対に必要な資格はありませんが、持っておいたほうが役に立つと言われている資格は、語学の資格です。

税関職員は、国の玄関口となる空港や港で働くことになりますから、当然海外からのお客さんもたくさん相手にすることになります。

最低でも、世界的に広く通用する言語である「英語」に関しては、ある程度の高い語学力を持っていることが大切です。学生のうちから英語をしっかり勉強して、「TOEIC」や「TOEFL」で高得点をとっておく、「英検」や「国連英検」の検定に合格しておく、などの努力をすると良いでしょう。

「総合職」と「一般職」で異なる学歴

税関職員になるには、キャリア組となる「総合職」をめざす道と、現場のエキスパートとなる「一般職」をめざす二つの道があります。

「総合職」は採用人数が大変少なく、例年一桁しか採用されないほどの難関試験です。(平成25年度の採用者は3人でした。)

「総合職」は、大学卒業以上の学歴が条件となり、競争率の厳しい試験となるぶん、やはり難関大学の優秀な学生が採用される傾向になるようです。

一方で、税関職員の「一般職」の場合は、大学卒業以上という学歴の縛りはありません。大卒程度の試験と高卒者向けの試験と分かれているため、それぞれの受験生の学歴に合わせて受験することができます。