税関職員は激務?

不規則な勤務体系もある

税関職員は、年中無休で日本の関を守るという重要な仕事をしています。

勤務体系は仕事内容によって、日勤勤務と当直勤務があります。

日勤勤務についている税関職員でも、勤務体系が不規則なのは同じです。

通関審査を担当している税関職員は、輸入企業がどうしても荷物の引き取りを急ぐ場合には、開庁時間外でも業務を行います。

また、ゴールデンウィークやお盆、お正月といった大型連休の前後、税関は忙しくなります。

荷物を輸入するお客さんから、輸入した貨物を休み前に引き取りたいといった要望が多いためです。

当直勤務を主とした部署に勤務している場合は、必ず土日が休みで、かつ定時で帰れるということはありません。

すべての部署が不規則だとは限りませんが、しっかりと体調管理を行うことが大切です。

対応に苦言を言われることもある

税関職員は、関税法、関税定率法などの法律の基に動いています。

輸入業者の手続きや書類に、少しでも間違いがあれば、書類の訂正やミスをした経緯書の提出を指示する必要があります。

そしてその処理が終わるまでは、基本的に荷物が輸入許可とならないので、輸入者に荷物を渡すことはできません。

納期を急いでいる輸入者からすると、もっと柔軟に対応してくれという苦言の電話があることもまれにあります。

しかし、そこは関税を徴収する役目の税関職員として毅然とした態度で対応する必要があります。

応援業務もある

税関職員は、それぞれ自分が配属された部署で勤務しますが、時に他の部署への応援を頼まれることもあります。

外国から、いつもと異なる大きな臨時船が港に到着するという場合、船の乗組員や荷物などを厳重に監視するため、近くの税関官署にも人員応援要請がかかります。

他の税関官署に応援要請がかかると、応援を出した部署は業務を対応できる人間が減ってしまいます。しかし、少人数の中でも日々の業務は確実に遂行していく必要があるのです。

困ったときはお互いに税関内で応援しあうという体制が整っているので、安心して業務に取り組むことができますが、繁忙期はどの税関職員も大変な思いをします。