財務専門官の役割

財務局と財務専門官の役割

国家公務員である財務専門官。その代表的な活躍の場は、財務省の総合出先機関となる全国の「財務局」です。

「財務局」と聞いても、ピンとこない人のほうが多いかもしれません。しかし、財務局は国の資産を適正に管理したり、私たちが安心して銀行などの金融サービスを利用するためにも、重要な役割を担っています。

では、その役割とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

いまの日本において、国の行政や経済における「地域」の果たす役割は、とても大きなものとなっています。

そのような中、財務局は地域に根ざした国の行政機関として地域経済の基盤を支えています。そこで財政や金融等に関するさまざまな業務に携わるプロフェッショナルが財務専門官です。

財務局は「金融庁」からの事務委任も受けています。

財務局で働く財務専門官は、国有財産や金融等に関する施策を実施したり、財務省や金融庁の施策を地域へ広報するとともに、地域の意見や要望、地域経済の実態を国(財務省や金融庁)に伝達することで、国の施策に反映しています。

地域社会と財務省・金融庁をつなぐ

上記に挙げたような財務専門官の役割をもっとわかりやすく表現すれば、「『地域(地方自治体や企業、国民)』と『国(金融庁、財務局)』をつなぐ架け橋的な存在」といえるでしょう。

具体的な業務に落とし込むと、たとえば地域の金融機関や証券取引の場を検査・監督し、預金者や投資家の保護を行います。

また、観光地として有名な松島や兼六園などの「国有財産」を、地元の市町村に貸し付けて、地域活性化や有効活用するための取り組みも行っています。

そのほか、各地域経済の情報を集めて財務省に伝えたり、国の施策を地域にわかりやすく伝たり、地域の意見や要望を国に伝達して、効果的な施策を作ったり地域貢献に努めることも、財務専門官の仕事の一部です。

これらの役割を果たすことで、国民が安心して生活できる環境をつくり上げるとともに、日本経済の発展に大きく貢献しています。