財務専門官になるには

財務専門官採用試験を受験

国家公務員である財務専門官になるには、財務局の「財務専門官採用試験」を受験して合格し、財務専門官として採用される必要があります。

「財務専門官採用試験」は、それまでの国家Ⅱ種試験に変わり、平成24年度国家公務員採用試験から新設された試験です。1年に一度実施されており、年齢や学歴などの受験資格が定められています。

財務専門官採用試験の受験資格

財務専門官採用試験の受験資格は、以下の通りです。

1.試験年度の4月1日における年齢が21歳以上30歳未満の者
2.試験年度の4月1日における年齢が21歳未満の者で次に掲げる者
 (1)大学を卒業した者および試験年度の3月までに大学を卒業する見込みの者ならびに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
 (2)短期大学または高等専門学校を卒業した者および試験年度の3月までに短期大学または高等専門学校を卒業する見込みの者ならびに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者

上記のことからもわかるように、財務専門官は試験年度の4月1日時点で「21歳以上30歳未満」であれば、特別に学歴を問われることはありません。

しかし、筆記試験では、公務員として必要な基礎的な能力や財務専門官として必要な専門的知識を問われるため、確実な対策を行わなければ合格は難しいといえます。

充実の研修体制

財務専門官として採用が決まると、採用局または各局管内の財務事務所等に配属され、財政や金融等の業務に携わるとともに、さまざまな研修を受けながら専門知識を習得していきます。

新規に採用された職員に対しては、4月から2ヵ月間の「基礎研修」が実施されます。財務省職員としての基礎知識やビジネスマナーの講義のほか、配属先ごとに分かれて専門的かつ実務的な講義を受講します。

その後、各財務局や財務支局において、地域の実情に応じた基本実務、専門実務を習得するための「地方基礎研修」が行われます。

採用直後の研修に加え、自学で行う通信研修や、海外研修・国内外留学の機会なども用意されており、キャリアパスに応じた研修体系の下で、財務に関する専門知識を高めていくことができます。