養護教諭の勤務時間・休日

1日約8時間勤務

公立学校の教員は、その勤務時間や休日を各都道府県の条例によって定められています。一般的には、月〜金曜日38時間45分、勤務します。学校によって多少のずれがありますが、概して8:30〜17:00の勤務となります。

高校の定時制課程(夜間)では13:15〜21:45という時間帯で働きます。休日は土・日・祝日や年末年始が基本で、年次有給休暇や病気休暇、夏季休暇、妊娠出産休暇、育児休業などが付与されます。
※A県では4月1日採用の場合、年次有給休年間は20日間、夏季休暇は5日間、産休は16週間、育児休業は3歳未満の乳幼児がいる人で無給

勤務時間外の仕事

終業時刻は17時前後ですが、定時に帰路につける日の方が少ないと思ってください。

児童・生徒が学校にいる間は、体調不良や怪我などの来室に加えて、学校生活に関わる相談事を聞いてほしくて保健室を訪れる子どもが多いため、どうしても事務処理が放課後になってしまうからです。

また、保健室利用者の担任や部活動顧問などと、その生徒の抱える問題について情報交換をしたり、指導方針を話し合ったりする機会も、放課後が多くなります。

部活動の最中に怪我をした生徒に付き添って、病院に行かなければならないことも。したがって、「定時帰宅など夢のまた夢」という多忙な毎日を送る養護教諭が多いのです。

出張などでも不在にできない

ほとんどの学校には養護教諭が一人しかいません。応急手当などの処置はもちろん、薬品の管理も養護教諭が行なっているので、保健室に不在となると学校全体が困ってしまいます。

修学旅行の引率や教員としての資質を高めるための研修会参加など、「出張」(校務)として保健室を留守にする間も、常に心配がつきまといます。

ですから、自分自身の病気や子どもの参観日など、個人的に休む場合も他の教員以上に児童・生徒のことが気がかりです。権利としては休暇が与えられていますが、気分的には取りづらい状況です。

また、小学校では部活動の顧問になることはないので土・日・祝日は休めますが、中学、高校では部活のために休日出勤しなければならないときもあります。

「2006年度 教員勤務実態調査」によれば、養護教諭を含む中学校教員の実に92.4%が部活動の顧問を担当しているとのことです。

また、平成18年に実施された「高校教員の勤務実態」においては、高校教員の85%が部活動の顧問となっているというデータがあります。