幼稚園の人間関係

ひとくちに「幼稚園の人間関係」といっても、そこでは多様な関係性が考えられます。

大きく分けてみると、

1.幼稚園教諭同士の関係
2.幼稚園教諭と子どもの関係
3.幼稚園教諭と保護者の関係
4.子ども同士の関係
5.保護者同士の関係

となるでしょう。ここでは、それぞれについて説明していきます。

1.幼稚園教諭同士の関係

いくら幼稚園教諭といっても、一人の人間であることは間違いありません。したがって、他人に対してどうしても「好き・苦手」の感情は生まれてきます。

幼稚園という職場の大きな特徴は、スタッフのほとんどが女性であることです。近年では男性の幼稚園教諭が増えてきたといわれますが、一つひとつの職場で見てみると、やはり大半は女性です。

女性だけの職場ではよく「派閥」ができるといいますが、幼稚園にも派閥があるところは少なくないようです。

もちろん、幼稚園によっては派閥などは一切なく、全員が仲良く仕事をしているところもあります。しかし、なかにはドロドロとした人間関係に悩んでいる人もいるようです。

せっかく就職した先でつらい思いをしないように、就職活動の際には各幼稚園の印象・イメージを少しでも知っておくほうが自分のためになるでしょう。

2.幼稚園教諭と子どもの関係

幼稚園教諭は、子どもには皆平等に接しなくてはなりません。しかし、理屈では分かっていても、なかなか思うようにできないこともあるでしょう。

子どもの個性は一人ひとり異なり、なかにはまったく言うことを聞かなかったり、ものすごく手がかかる子もいます。

しかし、そこで手のかからない子だけを可愛がるなど、接し方に差をつけてしまうのはいけません。子どもはそのようなことは敏感に感じ取り、心に傷を負ってしまうことがあります。

難しいかもしれませんが、心がける必要があります。

3.幼稚園教諭と保護者の関係

この関係性が、一番難しいものになるかもしれません。保護者とは、日ごろから子どもについての情報をいろいろと交換することが大切です。

細かなことでもきちんと連絡を取り合うことで、保護者からの信用度は増していきます。

子どもの接し方と同様、どの保護者とも平等に接することが大切になります。

4.子ども同士の関係

子どもたちが同じ場所で長く一緒に過ごしていると、そこから仲の良い子、相性の悪い子が出てきます。

そのときに、幼稚園教諭はきちんと対応することが必要です。たとえば、ケンカの対応の際はどちらの言い分も聞くようにしましょう。

子どもの様子を把握して、いつもと違いがないかということに注意して見るようにします。

5.保護者同士の関係

幼稚園教諭にはなかなか分からない部分ではありますが、難しい関係のようです。行事などで自分の子どもが目立つか、そうでないかなど、いろいろなところで保護者同士のバトルが起こってしまうことがあります。

もし保護者から相談を受けた場合には、話をよく聞いて、客観的に判断することが大切です。

このように、人間関係ではいろいろとあります。どれも避けることはできない関係です。

うまく付き合っていけるように幼稚園教諭が間に入らなくてはならないことも多々ありますが、何よりも子どもを優先にしたほうがうまくまとまるケースも多いようです。

仕事体験談