幼稚園教諭の家庭訪問の心がけ

「家庭訪問」というと、小学校で行われるものをイメージする人が多いかもしれません。しかし、実は幼稚園にも家庭訪問があります。

幼稚園の方針によって家庭訪問を行っていない園もありますが、毎年必ず実施するところもあります。

ここでは、家庭訪問でどのようなことをしているのかなどについて紹介します。

子どもの話ができる貴重な場

家庭訪問を行う理由は、子どもが普段生活している家庭の状況を知っておくということや、保護者とのコミュニケーションを取っておくことなどが挙げられます。

家庭訪問は春先に行うことが多いです。4、5月頃というと、子どもが入園してまだ間もなく、幼稚園教諭と保護者との間にも距離があります。家庭訪問は、少しでもその距離を縮める良い機会にもなります。

家庭の状況を見ると、最近増えてきているといわれる育児放棄や虐待などについても、早く気づくことができます。もし家庭環境が荒れているようであれば、その家庭や子どもについては注意深く観察をします。

また、年少の子どもの担任となった場合、子どもも保護者も幼稚園生活に対する不安や心配事がたくさんあります。

家庭訪問で不安や心配事などの話をすることで、多少でも相手の気持ちを和らげられるかもしれません。

子どもの特徴や体質(アレルギーなど)をあらためて確認する意味でも、家庭訪問は有意義な時間となります。

時間管理が大切

家庭訪問での服装は、仕事着ではありません。スーツまではいきませんが、きれいめな服装で訪問するのが一般的です。

家庭訪問の時間は、だいたい1家庭につき15分という目安で行うことが多いようですが、どうしても話が長くなってしまう場合もあります。

大事なことを話したり、話が好きな保護者だとしたら、15分をはるかに過ぎてしまいます。

その後のスケジュールもあるため、組んでいるのでなるべく時間通りに進めたいものですが、なかなかうまくいかないものです。1つの家庭で数分遅れるだけで、最終的な時間が1時間以上も遅れてしまうことになります。

したがって、できるだけ時間配分をしっかりと行いながら保護者と会話を進めることが大切です。

家庭訪問は、新米幼稚園教諭にとってはとても緊張するイベントの一つかもしれません。しかし、きちんと準備をして前向きに取り組むことで、保護者との信頼関係をよりいっそう深めることができるでしょう。

仕事体験談