幼稚園の先生と保護者との関係

保護者との良い関係構築はとても大切

幼稚園教諭として働くうえで、保護者と幼稚園教諭は切っても切れない関係になります。

しかし、子どもの個性がさまざまであるように、保護者の価値観や考えも一人ひとり異なります。そのような保護者と上手に人間関係を構築することは、決して簡単なことではありません。

幼稚園教諭として、まずやっていけないのは以下のことです。

1.幼稚園内での子どもの様子を報告しない
2.子どもを預けるうえで信用されない行動をとる
3.提出物や、持ち帰る手紙などを間違える

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1.幼稚園内での子どもの様子を報告しない

どの保護者も、幼稚園での子どもの様子を知りたいと考えています。しかし、なんとなく保護者からは聞きにくいという印象があるようです。

そのため、幼稚園教諭のほうからしっかり連絡・報告などをしなければ、保護者はいつまでたっても状況がよくわかりません。

たとえば、子どもが幼稚園でちょっとしたケガをしてしまったとします。それが、たとえ小さなかすり傷程度であったとしても、幼稚園教諭は必ず保護者に手紙で報告し、電話で詳しく説明しなくてはなりません。

これを怠ってしまえば、まずその教諭の信用を失うことに繋がります。そして、子どもを預けることが心配になり、結果として幼稚園全体の信用・信頼を失うという重大なことにもなりかねません。

「これくらい平気」と勝手に判断せず、子どもについてはどんなことでもしっかりと保護者に伝えることが幼稚園教諭には求められます。

2.子どもを預けるうえで信用されない行動をとる

2つめは、幼稚園教諭の行動や身だしなみについての意識です。

保護者からすれば、「幼稚園の先生=子どものお手本となる人」です。そのような人がチャラチャラしていたり、言動・行動に不満を持たれてしまうと、保護者と良いコミュニケーションをとることは非常に難しくなります。

しっかりと自分自身を律し、行動や言葉遣いなども見直すことが大切です。

3.提出物・持ち帰る手紙などを間違える

3つめは、注意力や集中力が欠けてしまうことによるミスです。

幼稚園教諭の日常は、とても忙しくバタバタした状態になることも珍しくありません。そこで、たとえば本来はその日に渡すべきものでない持ち帰りの手紙などを、子どもに渡して降園させてしまったとします。

そうなれば、責任をとって子どもの家を一軒一軒まわり、回収しなくてはならないこともあります。

これはほんの一例ですが、教諭側の状況がどのようなものであっても、保護者には関係ありません。仕事を進める際にはしっかりと確認をして、子どもや保護者に迷惑をかけないようにする必要があります。

良い関係を築くために大切なこと

保護者との関係を築くのは、たしかに大変なことです。しかし、心から自分のことを信用してもらったときには、大きなやりがいを感じられるでしょう。

少しでも前に進むためには、保護者から話しかけてくるのを待つのではなく、自分から保護者に話すという姿勢を持つことです。保護者によっては、自分から話したくても話せないという人もたくさんいます。

そのような人にこちらから話すことで、保護者側も安心するでしょう。

たとえ見た感じが怖そうなお母さんであっても、こちらが話しかけることで、相手も吹っ切れたようにどんどんしゃべってくることもあります。

信頼関係や信用されることには時間が必要になりますが、自分の努力次第で保護者にもその気持ちが伝わります。

苦手意識をなくし、子どものことなどをどんどん話していくことが信頼される一番の近道だといえるでしょう。

仕事体験談