幼稚園の発表会の思い出 (体験談)

三学期にある、一年間の集大成とも言える発表会。発表会では、踊りや歌、劇などを保護者や親族などに披露します。

感動を与えられる発表会ですが、その背景には幼稚園教諭のたくさんの苦労があり、時間もかなり費やしています。

内容・衣装を考える

発表会の内容は2学期の中頃から考える幼稚園が多いようです。衣装やどんな劇・歌にするか、踊りの曲と振付など、幼稚園教諭同士が案を出し合いながら内容を決めていきます。

学年に合った内容でないといけないので、内容を考えるだけでも時間がかかります。

ある程度の内容が決まると、衣装を製作していきます。中には保護者が主体となって、衣装を製作してくれるという幼稚園もありますが、大体は幼稚園教諭が用意をすると思ってください。

衣装は、内容に合ったイメージで作ります。子どもが喜んでくれるような衣装・ステージで見栄えする衣装を考え、かつ、難しくない衣装を作りたいというのが幼稚園教諭の本音です。

練習

3学期になると、子どもに振り付けを指導したり、歌・劇などの練習をします。歌や踊りが好きな子どもなら進んで練習してくれ、身に付くのも早いのですが、苦手な子どもも、もちろんいます。

練習が嫌で『幼稚園に行きたくない』という子も中にはいますが・・・。

どうにか発表会当日までに仕上げないといけません。幼稚園教諭の腕の見せ所です。あの手この手を使って練習に参加させます。

練習が続くと、子ども同士で指摘しあったりする姿も見られるようになります。このようにして、成長している・自立しているんだと実感できる瞬間です。

本番

発表会当日、緊張して夜眠れなかった子・テンションが上がって走り回る子・保護者が来てくれることを喜んでいる子など、いろいろな様子を見ることができます。

楽しみにしているのは保護者や親族の人も同じです。ビデオを持ってスタンバイしている人や、子どもが上手にできるか不安な人など、こちらにもその気持ちが伝わってきます。

いざ始まると、どの子も一生懸命歌ったり、踊ったりします。保護者・親族だけが感動するものではありません。

今まで上手くいかなかった練習や、準備が大変だったことなどを思うと、幼稚園教諭もそんな子どもの姿を見て本当に感動します。

発表会が成功すると、達成感を味わうことができます。保護者方からも、たくさんの感謝の言葉を頂けます。きっと、だれしも幼稚園教諭になって良かったと改めて感じる時ではないでしょうか。

公立の幼稚園よりも、私立の幼稚園の方が、盛大に行っている園が多い傾向があります(その他の行事でも私立の方が派手に行っています)。

行事は派手に行いたい!という人は私立幼稚園の幼稚園教諭を目指してみてもいいかもしれません。

どんな行事でも、行事が成功したときは、言葉では表せないほどのやりがいを感じることができるでしょう。

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