予備校講師のつらいこと、大変なこと、苦労

徹底した実力主義

予備校講師は実力第一主義の世界です。どれだけ教育に対する情熱を持っていても、結果が出せないと優秀な予備校講師としては認められません。

予備校講師の雇用形態は1年契約であることが多く、評価の低い予備校講師は契約が更新できないこともあるようです。

非常にシビアではありますが、生徒の人生に携わっている以上、並々ならぬ努力が必要なのでしょう。

業界全体が厳しい状況

少子化や不況の影響で大学受験の現役志向が高まり、予備校業界も事業縮小・再編などの経営改革を余儀なくされています。

予備校講師もそのあおりを受け、賃金構造基本統計調査によれば、平均年収は平成21年度の396万円をピークに、平成25年度には361万円まで減少しています。

予備校の存亡がかかっている分、人気のある予備校講師の獲得競争は激化しています。確実に実績をあげ、実力を認められることが予備校講師として生き残る条件といえそうです。

常勤、非常勤ともにハードワーク

多くの場合、非常勤の予備校講師の給与は歩合制です。

担当する授業数が多いほど収入が増えるシステムですが、とくに新人のうちはコマ数も少ないため、他の予備校や家庭教師などと掛け持ちで働くことが多いといいます。

それぞれの授業の準備や移動などにあてる時間を考えると、かなり忙しいスケジュールをこなすことになるでしょう。

また、常勤の予備校講師も勤務時間は長めです。常勤の場合は基本的に、校舎が開いている時間がそのまま勤務時間になります。

朝から夜間まで授業を行っている予備校もあれば、自習室を深夜まで開放している予備校もあります。

また、受験、入学シーズンには高校前での資料配布などの広報業務も手がけるため、多忙な日々が続くことになります。

基本的にオフシーズンなし

予備校に通うのは学生が中心ですから、学生が一斉に休みになる長期休暇の時期には予備校は大忙しです。

夏期講習や冬期講習をはじめ、予備校によっては年末年始に集中講座を行うところもあります。

最大の山場である大学受験シーズンを乗り切ると、直後に春期講習が控えています。

一年を通して繁忙期ともいえるハードスケジュールの中で、どれだけ授業の質を上げられるかが予備校講師の課題といえるでしょう。