予備校講師の就職、採用募集の状況

基本的には年間契約

予備校講師は年間契約で働く非常勤講師が多く、正社員の募集は少ない状況です。

とはいえ、新人の予備校講師は担当コマ数が少なく給与も限られるため、非常勤講師として予備校を掛け持ちし、実績を積むのが得策といえます。

また、人気が出てくると複数の予備校からオファーを受けて授業を行うこともあるため、一つの予備校の専属として働くよりも、自由度が高い非常勤講師の方が都合がいいという側面もあります。

また、正社員の場合は勤続年数に応じて役職を与えられることが多く、広報、企画、事務など、職員として経営サイドの業務に回る可能性があります。

正社員として働くには狭き門に見えるかもしれませんが、予備校講師としてキャリアアップをめざすのであればとくに問題のない状況といえるでしょう。

予備校講師の募集状況

予備校講師の募集状況は、各予備校のホームページや求人情報サイトで確認することができます。予備校講師や塾講師に特化した求人情報サイトもあるので、うまく活用しましょう。

募集要項には予備校ごとに条件が提示されていることがあり、中でも目立つのが理系科目の優遇です。大学入試レベルの理系科目を担当できる人材は少ないため、重宝されているようです。

また、大手予備校や難関大学の入試対策に力を入れている予備校は、有名国公立大学出身者のみに絞って募集を出していることもあります。

採用までのプロセス

基本的な採用プロセスは、書類審査→筆記試験→模擬授業→面接です。とくに重視されるのは筆記試験と模擬授業で、予備校によっては面接を行わないこともあるようです。

書類審査では学歴や講師歴の有無、筆記試験では大学入試レベルの学力、模擬授業では予備校講師としての適性などをチェックされます。

採用までの道のりは険しいですが、どのチェック項目も予備校講師には必要なポイントです。

予備校講師をめざす人は、それぞれのプロセスを通過できるよう十分に対策を練っておきましょう。