女性の予備校講師

予備校講師の男女比

厚生労働省の賃金構造基本統計調査(平成25年度)によると、予備校講師・塾講師・家庭教師の男女比は男性64.5%、女性35.6%となっています。

他の教育関連の職業に比べると、若干女性の割合が高いようです。

エリート色の強い予備校では男性講師が多い傾向にありますが、中には女性講師のみで指導を行う予備校も存在します。

女性講師ならではのメリット

予備校講師に求められるのは、「生徒を成長させたい」という思いです。

ですから、生徒の成績アップや志望校合格を心から喜べる人にとっては非常にやりがいのある仕事ですし、授業の質を高めるべく向上心が生まれます。

子どもを育て、成長を見守ることに長けている女性は、予備校講師に向いているといえるでしょう。

また、女性の予備校講師は生徒にとっても親しみやすい存在ですし、進路の悩みなども打ち明けやすいはずです。

日々勉強に打ち込む生徒にとって、女性ならではの包容感は大きな安らぎとなることでしょう。

生徒からの支持を集めることができれば予備校側からも評価され、予備校講師としての将来も明るくなります。

女性講師にとってのデメリット

女性講師にとっての大きな関門が結婚、出産です。

予備校講師は1年を通して授業を担当する上、比較的勤務時間帯が遅めなので、家庭ができると長期的に仕事を続けることは難しいかもしれません。

産休・育児休暇などの制度を設けている予備校も少ないようですので、家庭を持つことになったとき、女性講師は大きな決断を迫られることになりそうです。

授業は常に熱意が必要な体力勝負ですし、夜間を中心に働きつつ家事や育児をこなし、なおかつ授業の質を高めるために勉強し続けるのは、女性にとってはかなりのハードワークかもしれません。

ただ、中には年収数千万円を叩き出す女性予備校講師も存在します。

体力とモチベーションを保ちつつ意欲的に仕事に取り組むことができれば、女性も十分に活躍できる職業といえるでしょう。