予備校講師に必要なこと、求められること

大学入試レベル以上の学力

予備校講師に必要なスキルとして、第一に挙げられるのが学力です。

知識、解き方、各大学の出題傾向など、担当する科目の内容を隅々まで理解していなければ、予備校レベルの授業を展開することはできないといってもいいでしょう。

ときには生徒から質問を受けることもありますし、難関大学の入試問題を扱うこともあります。

担当科目のスペシャリストとして、どんな内容にもそつなく対応できるだけの力を身につけなくてはいけません。

授業を行うための説明力

さらに大切なのは、学力を前提にした「説明力」です。

予備校講師の仕事の本分は、勉強を教え、生徒の学力を高めることです。いくら本人に知識があっても、生徒が理解できなくては予備校講師としての務めを果たしているとはいえません。

わかりやすい授業を行うためには、生徒目線で担当科目の難しいポイントを押さえ、解説していく必要があります。

自分自身が勉強していたころはどこに難しさを感じたか、理解できるようになったのはなぜかを思い出しながら説明の仕方を考えることが、教える側に必要な勉強といえます。

また、予備校では一斉授業が多いため、誰にでも理解できるようにかみ砕いて説明するスキルも求められます。

個別指導型の授業を行う場合は、生徒がつまずいているポイントをしっかりと見極め、きめ細やかに指導することも大切です。

授業形態によって説明のスタイルは異なりますが、どれだけ複雑な内容でも簡潔に説明することが重要なポイントといえるでしょう。

大勢の前で話をする機会はなかなかありませんが、予備校講師として生きることをめざすのであれば、学生時代からアルバイトとして授業を行うこともいい経験になります。

生徒の反応を見ながら実践を重ねることで、次第に説明力が身についていくでしょう。

教えることに対する熱意

学力、説明力ともに、身につけるためには根気を要するスキルです。これだけでも大変ですが、予備校講師はさらに、スキルを高め続けなくてはいけません。

入試問題は毎年更新されますし、学校での指導内容も定期的に改定されます。また、大学受験レベル以上の学力を維持し続けるためには、常日頃からの復習も大切です。

長年にわたって努力を続けるための熱意が、予備校講師にとっては何よりも大切なものかもしれません。