予備校講師は激務?

予備校に通ったことのある人には、予備校講師は短時間のみの仕事をしているように見えるかもしれません。

しかし、予備校講師として生きていくためにはかなりのハードワークをこなす必要があります。学力だけでなく、体力や根気も求められる職業といえるでしょう。

一年を通して繁忙期

予備校では朝9時頃から授業が行われています。基本的に高校生は夜間しか授業に出ることができませんが、昼間は浪人生を対象にした授業が実施されているのです。

そのため、とくに常勤講師の場合は、朝から夜までずっと授業を行っていることもあります。授業は立ち仕事ですので、体力的にも厳しいところがあります。

また、予備校講師にとっての最大の繁忙期は、一般的な長期休暇の時期です。夏休みには夏期講習、冬休みには冬期講習やセンター試験の直前講習などが設けられるため、非常に忙しくなります。

中には、年末年始も開校している予備校もあるほどです。

もちろん休日がないわけではありませんが、とくに家庭を持つ人にとっては厳しいスケジュールです。

予備校講師をめざす人は、世間一般と同じように休みを取ることは難しいと覚悟しておいた方がいいでしょう。

新人予備校講師は掛け持ちが基本

新人の予備校講師は基本的に担当コマ数が少ないため、多くの人は給与やスキルをアップさせるために複数の予備校を兼任します。家庭教師や他のアルバイトと掛け持ちする人もいるようです。

そうなると、1日に複数の校舎やアルバイト先を移動することになります。それぞれの授業の準備も必要になるため、移動時間がプラスされるだけでも負担は大きくなります。

自由にスケジュールを組めるというメリットはありますが、かなりの激務をこなすことになるでしょう。

人気予備校講師ならではの忙しさ

実力が認められて人気が出てくると、今後は新人時代とはまた違った忙しさが舞い込んできます。他の予備校や高校、大学での授業のオファーです。

時には地方で出張授業を行い、地元に戻ってからさらに夜間の授業を行うこともあるようです。

また、人気が出るほどメディアとの関わりも増えてきます。雑誌の取材やテレビ出演、教本の執筆などをこなしながら、日々授業を行うカリスマ予備校講師もいます。

上記のような人気予備校講師は一握りの存在ではありますが、新人でもベテランでも予備校講師はハードワークというのは間違いなさそうです。