野菜ソムリエの就職・求人募集状況

「資格があるだけ」で就職は難しい

近年、野菜ソムリエ資格を取得するタレントが増えていることなどから、資格そのものの知名度は急上昇しています。

過去に日本野菜ソムリエ協会が行った調査では、女性の「野菜ソムリエ」の認知率はなんと85%にものぼったそうです。

ただし、それだけこの資格が知れ渡り始めているにも関わらず、一部の企業や団体を除けば、就職の場において「野菜ソムリエ」が優遇されることはまださほど多くないようです。

他の資格も似たようなところがありますが、とくに野菜ソムリエは「持っているだけで就職が確実になるわけではない」という点に注意が必要です。

学び続ける気持ちが大切

ただし、資格が自分の「強み」となることは間違いありません。

野菜ソムリエの資格を取得した人の多くは、食品関係の仕事に就いています。

たとえば食品メーカーの企画・開発部門で活躍すること、レストランの経営コンサルタントとして、あるいは野菜や果物の卸売りなどでも知識を生かせます。

すでに関連する職業に就いて働きながらスキルアップを目指すケースもあれば、これからそういった仕事に就くことを目指し、自分のスキルアップやアピール材料として資格取得を目指す人もいます。

そして資格取得後も、日本野菜ソムリエ協会が開催する勉強会・イベントに参加したり、自分でより知識を深めていけば、「野菜や果物のプロ」としてさまざまな活躍の場が見出せるでしょう。

「アクティブ野菜ソムリエ」になる

野菜ソムリエ資格の種類のうち、もっとも易しい「野菜ソムリエ(旧「ジュニア野菜ソムリエ」)」の有資格者は、野菜ソムリエと呼ばれる人の90%を占めているようです。

しかし、資格を取得してもそれを生かすことなく、形だけとなっている有資格者も少なからずいるといわれます。

こうした現状のなか、日本野菜ソムリエ協会には、中級資格の野菜ソムリエ(現「野菜ソムリエプロ」)資格者で、自らベジフルライフを実践し、野菜・果物の魅力を周囲に伝える具体的な活動をしている人を「アクティブ野菜ソムリエ」として認定する制度があります。

アクティブ野菜ソムリエになることで、協会から各種情報が提供されたり、スキルアップセミナーなどに参加できたりするメリットがあります。

資格を取得したうえで積極的に活動していくことで、希望する就職の実現に近付くことができるかもしれません。