野菜ソムリエの講座で学ぶこと

野菜ソムリエコースの特徴

日本野菜ソムリエ協会が認定する野菜ソムリエ関連の資格のうち、初級のものが「野菜ソムリエ(旧「ジュニア野菜ソムリエ」」です。

野菜ソムリエの資格者は、一般的に「野菜ソムリエ」と呼ばれる人のうち90%を占めているとされます。最も代表的な資格だといえるでしょう。

この資格を得るために受講必須である「野菜ソムリエコース」のカリキュラムは、以下で構成されます。

べジフルコミュニケーション(2時間)

コミュニケーション力と、発見・感動を表現する力を養います。

野菜・果物の魅力や知識を相手にわかりやすく伝える力を身につけます。グループワークなども積極的に行われています。

ベジフル入門(理論編・野菜編・果物編、2時間×3回)

青果物の生産から流通までを学び、野菜の個性を知るために食べ比べを行います。

生産から流通の過程に関する知識を身につけるほか、個々の野菜・果物の見分け方や保存方法、特徴を学びます。

知識を得た後は実際に食べ比べを行い、野菜・果物に親しむきっかけをつくります。

ベジフルサイエンス(2時間×2回)

食べ物の体への影響や、その作用・効用を学びます。

栄養や健康と食べ物の関連性を知り、野菜・果物が果たす役割やその必要性を学びます。

生活習慣病など、現代社会で問題となっている疾病に関しての知識も身につけます。

ベジフルクッカリー(2時間)

野菜の品種などの違いに対応した料理コーディネーション能力を養います。

野菜料理を作る楽しさを実感し、素材を生かした調理ができるようになることを目指します。

野菜・果物に親しむきっかけに

野菜ソムリエコースの目指すゴールは、「野菜・果物の魅力や感動を知り、自ら楽しむことができる」と掲げられています。

講座は「1回2時間の講義・全7回」で構成され、合計でも14時間あれば一通りの知識を身に付けることができます。

短期間で野菜・果物の基本知識を学べるのは魅力ですが、その分、それぞれのカリキュラムについてさほど深掘りはできないともいえます。

さらに知識を深めていきたのであれば、野菜ソムリエの上級資格を目指したり、食や栄養に関する関連資格の勉強をしていく必要があるでしょう。

とはいえ、「もっと野菜や果物のことを知りたい」と思う人にとって、独学ではなかなか学べないことをわかりやすく教えてもらえるのは大きなメリットです。

また、同じ興味関心を持つ仲間とのコミュニティを広げていけることも、その後の活動に向けてプラスになるでしょう。