野菜ソムリエの活躍の場

資格取得者のその後

せっかく時間とお金をかけて野菜ソムリエの資格を取得したならば、「ただ資格を持っている」だけでなく、得た知識を仕事・生活に生かしたいものです。

「野菜のプロフェッショナル」である野菜ソムリエは、実にさまざまな方面で活躍することが可能です。

たとえば、野菜の魅力を人前で語ったり、文章にして多くの人に広めたり、レシピを考えたり、あるいは食品メーカーと一緒に商品開発に携わる人もいます。

どんな活動をするかは人それぞれ。自らの得意分野や興味を生かして、資格取得後の進路を考えていくとよいでしょう。

代表的な活躍の場・活動内容

ここでは、野菜ソムリエが活躍できる主な場や、活動内容についてご紹介します。

料理教室

大人から子どもまで、さまざまな年代の人々に食の楽しみを直接伝えられるのは、野菜の知識豊富な野菜ソムリエだからこそ。

料理が好きな人であれば料理教室の講師となって、旬の野菜について説明したり、野菜をおいしく食べるための調理方法を伝えます。

メディア

テレビ、雑誌、Webなどのメディアを通して、野菜の魅力を伝えることもできます。不特定多数の人に広く情報を伝えられるのはメディアの特徴です。

人それぞれ好みやライフスタイルが異なる中、おのおのにとって適した野菜の選び方・食べ方ができるように、幅広く情報を提供していくことが大切です。

食品メーカー

食品メーカーでは、野菜を使った商品開発をする際に、野菜ソムリエの知識が求められることがあります。野菜の専門家として商品のレシピ作成などに携わります。

農業・レストラン

農業に従事している人も、野菜ソムリエ資格を生かすことができます。

ただ「作る」だけではなく、おいしい食べ方や保存方法、旬の野菜の情報を「わかりやすく」伝えながら野菜の魅力を伝え、生活者と身近に触れ合っていきます。

また有機野菜など、こだわりのあるレストラン経営に携わる人もいます。

地域活性化

野菜ソムリエの中には、都会ではなく、田舎で地元の地域活性化に取り組む人もたくさんいます。

「野菜の生産者の想いをどう伝えれば生活者に届けられるのか?」「どのように売れば効果的か?」など、マーケティング力やコンサルティング力を生かしながら、生産者支援と人々の豊かな食体験のためのさまざまなお手伝いをします。

他の職業と両立させている人も多い

このように、野菜ソムリエは多方面で活躍できる仕事ですが、資格さえあれば簡単に企業に就職ができたり、たくさんの仕事が舞い込んでくるというものではありません。

現在野菜ソムリエとして活動する人も、たとえば管理栄養士や調理師、アナウンサー、編集者、農家、マーケティングプランナーなど他の職業に就きながら、自らの本業に野菜ソムリエとして得た知識を生かしていくケースが目立ちます。

野菜ソムリエとしての知識・能力を発揮するためには、まず自分が何をしたいのかを明確にし、得意分野を持つことが重要なポイントになるといえるでしょう。