薬剤師の苦労

意外と体力勝負な一面も

薬剤師の仕事は、基本的には立ち仕事です。調剤薬局にしてもドラッグストアにしても、立ったまま窓口で患者さんに応対したり薬を処方したりするのが一般的です。

特に忙しい店舗で働く薬剤師の場合、ほぼ一日中立ちっぱなしで作業をする上に、自分のタイミングでトイレや昼食休憩をとることも難しく、体力勝負の仕事になります。薬剤師は、知力だけでなく、体力も必要なのが大変なところです。

体調管理には細心の注意を

薬剤師は、医師や看護師と同じように「病人に接する機会が多い」仕事です。普段から風邪をひいている人との接触も多いため、病気がうつらないよう体調管理には注意が必要です。

特に冬場のインフルエンザが流行している時期には、薬局にもたくさんのインフルエンザ患者さんが訪れます。薬剤師がインフルエンザに感染して仕事を休んでしまったら薬局も機能しなくなるので、絶対に感染するわけにはいきません。

このために、事前に予防注射を受けておく、手洗いやうがいを完璧にする、体力をつけるなど、細心の注意をしながら仕事をしています。

狭い職場環境のなかで

薬剤師にとって大変なことのひとつは、職場の人間関係です。大病院や研究所であれば働いている人も多いのですが、小さな調剤薬局になると薬剤師自体が数人しかおらず、密度の濃い人間関係のなかで仕事をすることになります。

薬剤師は会社員のように外回りの仕事や出張があるわけではないので、一日中狭い空間のなかで同じ顔ぶれのなかで働くことになるのです。

このため、良好な人間関係が築けるかどうかが、その職場で快適に働けるかどうかを大きく左右します。職場の雰囲気をよく見極めてから就職をすることが大切なのです。