薬剤師に必要なこと

薬剤師の免許取得が必須

薬剤師になるには、まず国家試験に合格して薬剤師の免許を取得しなければなりません。

この試験には受験資格が設けられており、薬剤師養成課程のある6年制の大学を卒業すると自動的に与えられます。

つまり、大学の薬学部などに設置されている薬剤師養成課程を卒業し、薬剤師の国家試験を受験する。

この試験に合格すれば免許が与えられ、薬剤師として働く資格が得られるのです。

なお、学科は薬学部の薬学科や健康薬学科、医療薬学科、漢方薬学科などがあります。

こうした学科は国立大14校、公立大3校、私立大56校に設置されています。

卒業までに必要な学費は国公立大で約350万円、私立大で約1200万円です。

幅広い知識が必要

薬剤師として活躍するには、当然のことながら薬の効果や副作用など薬そのものに関する知識が必要です。

医療情報は日々変化していきますので、大学を卒業した後も勉強し続けなければなりません。

また、薬は正しいタイミングで、医師の指示通りに続けなければきちんとした効果が得られません。

こうした点についても、患者さんに薬を渡すときにしっかりと説明して指示に従ってもらうことも薬剤師の役割です。

患者さんの健康を向上させるためには、薬を飲むことだけでなく、食事や運動などにも注意すべきことがあります。薬剤師には患者さんの日常生活の指導も求められます。

どんな心構えが必要か

薬剤師には、薬の知識だけでなくさまざまな心構えが必要とされます。

上にもあるように、薬や医療の情報は次々と変わっていくため、常に関心をもって勉強する必要があります。

地域の薬剤師会や所属企業、病院での講習会や関連学会の学術大会などに参加し、最新の知識を身に付けるようにします。

薬は患者さんの健康そのものに関わるものであり、万一、間違えた場合は取り返しのつかないこともあります。

決して調剤ミスのないよう、集中してしっかりと薬を取り扱う責任感や集中力も必要です。

また薬の知識だけでなく、患者さんと接するためのコミュニケーション力は不可欠です。患者さんをいたわる気持ちをもち、薬についてわかりやすい説明を心がけることも重要です。