ライターの仕事の流れ

Webライティングの場合

執筆開始まで

まず、未経験からライターになったばかりの人の大半が請け負うであろう「Webライティング」を例にとって、仕事の一連の流れを紹介します。

仕事を請け負うと、たいていの企業であればマニュアルが用意されているため、それに目を通します。

その内容は報酬や守秘義務、引用などコンプライアンスの契約内容から、ライティングの際の注意点です。

注意点というのは、「主観的な表現は避けて、信頼性のある情報から客観的に」や「10代の女性を対象にしているので、ハートマークや顔文字を入れること」などです。

そのほか、文字数制限や構成なども事前に確認しておくべきことです。

ここでマニュアルと異なる文体で書いてしまうと、クライアントの信用を失うことにつながってしまうため、書いてあることは守りましょう。

記事の納品形式はメモ帳などを利用したテキスト形式か、ワードファイルかといった指示もあります。

なかにはクライアントが専用のフォーマットをあらかじめ用意しているケースもあるため、何も言われなくても、こちらから確認するようにしましょう。

もし書き方に不明点があれば、すぐにクライアントに質問メールを送りましょう。

納品から報酬まで

記事が書けたら納品することになりますが、これで終わりではありません。

クライアントが記事をチェックして、ネットからの引用がないか、文体や文字数はきちんと守られているかといったことを調べます。

修正箇所の依頼があれば、その都度直して再度納品する。この繰り返しでOKが出たら、ようやく脱稿となります。

報酬の受け取りはクライアントによって、都度支払い、もしくは支払いサイクルに準じた形となります。

お金のトラブルは面倒な事態を招きやすいため、支払い関連で不安なことがあれば早めに確認しておくことをオススメします。

実際は、10記事や100記事程度まとめて依頼されるケースが多く、また、複数のクライアントの案件を同時並行することもよくあるため、それぞれの納期を確認して計画的に執筆する必要があります。

雑誌中心で執筆する場合

雑誌の記事を担当する場合も、基本的には出版社などのクライアントから依頼を受けて、その内容に基づいた記事をスケジュールに合わせて書いていくことになります。

その時々によって、取材が必要なもの、そうでないものに分かれます。

取材を必要な場合には、編集担当者があらかじめ取得したアポイントの日時に合わせて取材に出向きます。

インタビュー内容を録音したり、現場の様子を写真におさめたりメモしたりして、帰宅後に記事としてまとめていきます。

取材が必要でないものに関しては、自分で資料を集めたり、ネタ探しをしたりして、クライアントの要望に沿う記事を執筆していきます。

記事が完成すると、原稿を編集者へメール等で納品します。場合によってはレイアウトまでライターに任されることもあります。

納品後はWebライティングと同様、修正依頼が入ることもあります。

とくに週刊誌や月刊誌の記事を担当する場合、毎週、毎月のスケジュールがある程度決まっており、次の原稿を進めながら修正対応をするということにもなりがちです。

たくさんの記事を抱えているライター、また、印刷所が休みになる世間の連休前は普段よりも前倒しでスケジュールが組まれるため、徹夜で執筆しなくてはならないこともあります。