ウエディングプランナーの苦労 (体験談)

一大イベントをコーディネートする責任

ウエディングというのは人生の中での一番大きなイベントです。日本の場合は挙式・披露宴を含めて3時間程度の間に、平均で350万円が消費されます。

それだけのお金をかけても、家や車といった「モノ」を買うのとは違い、挙式や披露宴で形として残るものは写真とビデオくらいです。

しかし、それでも人は「一生の一度の思い出を創りたい」と考えるのです。それだけに、ウエディングプランナーの役割はとても大切ですし、責任も重大です。

長期間に渡るお付き合い

ウエディングプランナーは、お客さまとの挙式までのお付き合いの時間が長い分、苦労やつらいこともたくさんあります。

ですが、プランナーの苦労やつらさが多ければ多いほど、素敵なウエディングに結びつくのかもしれません。

私は海外でウエディングデザイナーをやっています。海外では、一般的にウエディングプランナーは「ウエディングコンサルタント」と呼ばれており、さらにその上のお客さまのウエディングのデザインをするのが、ウエディングデザイナーです。

海外のウエディングでは、日本のようにホテルや専門式場に行けば挙式披露宴が行えるという便利なところはありません。

会場選びから始まり、ウエディングに関することを1から決めていきます。その項目が45くらいあるといわれています。

私たちは1年ほどかけて、お客さまとウエディングのお仕事をしていきます。

1年の歳月はとても長いですし、この間にお客さまのニーズになかなか合うものがなかったり、新郎新婦の意見の相違が出たり、金銭面や業者とのトラブルなどさまざまなことが出てきます。

しかし、これらの苦労も、お客さまのことを120%考えているからこそのものなのです。

挙式にハプニングは当たり前

準備期間に苦労したり、つらかったりすることがありますが、そこから逃げなければ挙式の成功につながると私は経験上思っています。

挙式前日までに準備万端にしておくこと。しかし万全な準備で挙式当日を迎えても現場で必ず何かハプニングが起こるのは当たり前です。

それをどのように解決するかが、ウエディングプランナーとしての腕の見せどころです。

挙式が成功し、カップルやゲストの方々の楽しそうな様子を拝見し、お客さまからも「ありがとう」のお言葉をいただくと、1年分の苦労やつらかったことが一気に吹き飛びます。

ウエディングプランナーは式が終わるまで苦労が絶えませんが、挙式が成功したときには何とも言えない達成感や充実感に満たされるのです。

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