和菓子職人に向いている人、適性

和菓子職人として必要なもの

和菓子職人に必要なものとして、まず第一に挙げられるのは体力です。

重い調理器具や食材を扱う調理人の仕事は和菓子職人に限らず全般的にハードですが、お茶席のための特別注文などを受けると、通常の業務に加えて1日で大量の和菓子を作らなければならないこともあります。

そんなときは1日中立ちっぱなしとなりますから、体力がなくては務まりませんし、手先の器用さに加えて足腰も丈夫でなければなりません。

第2として、そんなハードな仕事であっても「自分の作ったものを人においしいと食べてもらえる喜び」を感じられる心です。

その喜びを心から感じることができれば、努力も勉強も工夫も惜しまず、日々の仕事に励めることでしょう。

和菓子職人の適性

このほかに和菓子職人として求められるものは、扱う食材についての知識はもちろんのこと、加えて鋭敏な味覚と嗅覚、それに清潔感です。

また、和菓子は茶道とともに発達してきたものでもありますので、季節の移ろいを感じ、それを作品によって表現できる芸術的センスも不可欠です。

日本の伝統文化全体に興味・関心を持ち、知識を深めたいと願うことも、仕事に奥行きを持たせていくという意味では重要な適性といえるでしょう。

修行時代を乗り切るには

職人と呼ばれる仕事には多かれ少なかれ、厳しい徒弟制度の名残の感じられる部分が現代でも残っています。物事をあまり理詰めでばかり考えていけば不満も出るかもしれません。

そんな修行時代を耐え抜くには根性も必要です。

返事は大きくはっきりと、動作はキビキビと、また先輩を敬う気持ちなど、体育会系的な姿勢が大いに役に立つことでしょう。