バレーボール選手の生活

シーズン中の生活

Vリーグのシーズン中は、土曜と日曜に試合が行われます。ホームタウンで試合が組まれることもありますが、Jリーグのようなホーム&アウェー方式とはなっていません。

金曜日の午後、試合会場の都市へチームで移動し、ホテルに宿泊します。移動手段としては、経費節約のためチーム専用バスによる移動が増えています。

たとえば、大阪から広島までのように300キロ前後の距離だと、チーム専用バスで4〜5時間かけて移動します。

ホームタウンから試合会場までが遠距離の場合は、新幹線や飛行機を利用します。到着した駅や空港から宿舎、宿舎から試合会場まではたいてい地元の貸切バスを利用します。

試合は、昼間に行われます。試合開始の2時間前には会場入りしてミーティングやウォーミングアップを始めます。試合は遅くても16時頃には終了するため、その日のうちにホームタウンまで帰ってきます。

ホームタウンで試合が組まれている場合は、チームの体育館に集合して軽く体を動かした後、チームバスで試合会場に入ります。

月曜がオフで、火曜から木曜までがチーム練習というところが多いようです。

チーム練習は、たいてい午後に設定されています。企業チームの社員は、午前中、職場に顔を出し、午後からチーム練習に参加します。

また、会社の仕事をしなくてもよい契約社員も、午後からのチーム練習に参加します。契約選手は、午前中にゆっくりすることも可能ですが、たいていの選手は病院や整体院に行ったり、個人トレーニングを行っています。

社員選手も、契約選手も、独身の場合はほとんどが寮生活です。たいてい会社や練習場の体育館とも近く、日頃の生活には便利です。チーム練習終了後、そのまま体育館で自主練習をする選手もいます。

プロ契約選手の生活

プロ契約選手も、チームの一員としてチームのスケジュールに従って行動します。

それ以外の時間は自由ですが、チーム強化のためのアドバイザリー契約などを結ぶスポンサーとの打ち合わせやマスコミの取材など、午前中の空き時間に予定が入ることもあります。

シーズンオフの土曜、日曜は、スポンサーとの契約によってイベントや講演会、バレーボール教室に参加したり、テレビやラジオに出演することもあります。

クラブチームの選手の生活

プレミアリーグには、男子の堺ブレイザーズ、女子の岡山シーガルズというクラブチームがあります。両チームに所属する選手たちは、ほとんどがクラブチームとの契約選手で、実質的にプロ選手です。

堺ブレイザーズは、チームとして独立採算を目指しており、選手の仕事はバレーボールをすることです。また、地元の協賛企業やサポーターにチームを支えてもらっているため、ファンサービスも大切な仕事となります。

ただし、チームの経営状況は厳しく、チームの収入に少しでも貢献するため、ホームタウンでの試合終了後、選手たちもオリジナルグッズの販売をしたり、シーズンオフにはチームが運営するバレーボール教室に講師として参加することがあります。

岡山シーガルズの選手たちも、実質的なプロとしてバレーボール優先の生活ですが、空き時間にはクラブの職員として仕事もしています。