運転手(バス・タクシー・トラック)の労働時間・休日

労働時間

運転手の労働時間は、タクシー、バス、トラックおのおのに特徴があります。また、それぞれ勤める会社によっても違いがあるようです。

タクシー運転手の場合

タクシーは24時間いつでもお客さまが乗る可能性があるため、出勤日の労働時間は長くなりがちです。

たとえば、朝8時に出社して翌日の2時に勤務終了といったシフトなど、一日に15時間〜20時間近く働くといった形が一般的になっています。

もちろん、勤務中には決められた時間だけ休憩をとることができますし(基本的に合計3時間)、営業中も絶え間なくお客さまを乗せているとは限りません。

繁忙期でなければ、待機時間のほうが多くなる日も存在します。

バス運転手の場合

バス運転手は乗務するバスによって勤務時間が異なりますが、「2日間で1日平均9時間」という労働基準法に基づく規定がありますので、基本的に長時間勤務が続くことはありません。

路線バスの運転手の場合、1日の実働は8時間程度となっています。

早番、遅番、夜番といったシフト制になっており、勤務中は1時間半〜2時間程度運転し、小休憩を挟み、また運転…といった形を繰り返すことが一般的です。

観光バスの運転手であれば、その日の旅程によって勤務時間は異なりますが、早朝からの勤務になることが多いです。

トラック運転手の場合

トラック運転手は、モノを運ぶ目的地などよって勤務時間が変わってきます。特徴的なのは、長距離を走るため、高速道道が空いている深夜時間帯に働くことが多いという点です。

もし納品が遅れてしまえば相手先に多大な迷惑がかかってしまうため、常に道路状況を読み、時間を気にして走らなければなりません。

荷物を積んで走っている時間と、納品して会社に戻るために走る時間を合わせて1日の勤務は実働8時間程度になることが基本ですが、その他に荷積みや荷降ろしの間の「待機時間」が入ることもあるようです。

休日

タクシー運転手の場合

会社に勤務する場合、1日の労働時間が長いため「1日働いて翌日は休み(明け)」といったシフトを繰り返すことが多いです。もしくは「2日勤務したのち2日休み」といった職場もあるようです。

出勤日の拘束時間は長いですが、1ヵ月の乗車上限時間が決められており、明けも含めると休日は月に17日〜18日ほどあります。

個人タクシーの場合は、休日は自由に決められます。

バス運転手の場合

シフト制で働くため休日の曜日は不規則ですが、1ヵ月に公休が4日程度と、その他特別休暇を合わせて6〜8日程度の休みが一般的なようです。

トラック運転手の場合

曜日関係なくシフト制で交互に休みを設定している会社もあれば、土日祝日は基本的に休みという会社もあります。

中には長時間拘束の上、ほとんど休日がないといった非常に過酷な環境で働く人もいるようですが、近年はトラック運転手の待遇改善を求める声が多く上がっており、きちんと休日を設定する会社が増えてきています。