宇宙飛行士の倍率

100倍超えは当たり前

日本での宇宙飛行士候補者選抜試験は、2013年までに計5回実施されています。実施時期は不定期ですが、若干名の募集人員に対し、毎回非常に高い倍率となっているのが特徴的です。

試験結果を第1回から振り返ってみると、当時の合格者は毛利衛さん、向井千秋さん、土井隆雄さんの3人。応募者533名に対しての倍率は、約177倍となりました。

第2回では応募者372名中、若田光一さん1人が選ばれています。そして、最も倍率が高かったのが、野口聡一さんが選ばれた第3回試験です。この時は572名の応募があり、野口さんは572倍という高い倍率の中採用されました。

第4回試験では、864名の応募者のうち、古川聡さん、星出彰彦さん、山崎直子さんの3人が選抜されました。倍率は288倍です。

直近の選抜試験について

2008年、約10年ぶりに実施された第5回選抜試験では、「3名以内」の募集枠に対して、過去最高の963名の応募者が集まりました。

年齢別で見ると、最も応募が多いのは30〜40歳で、全体の70%弱を占めています。なお、全体の応募者のうち124名が女性であり、女性の応募者が100名を超えたのは、この時が初めてだったそうです。なお、回を重ねるごとに女性の応募者は増えている傾向にあります。

結局、油井亀美也さん、大西卓哉さん、金井宣茂さんの3人の採用が決まり、応募者に対する倍率は321倍となりました。

次の選抜試験がいつ実施されるかは未定ですが、今後も100倍を超える厳しい試験になるものと考えられます。