テレビディレクターに必要な能力

ここではテレビディレクターに必要な力を担当番組別にご紹介します。

ドキュメンタリー

ドキュメンタリーは、テレビディレクターにとって一番やりがいがあり、そして一番制作が難しい番組のジャンルでしょう。

なぜなら、撮影の現場に台本がないからです。

たとえば広報番組は、台本に沿って映像を撮影していきます。ですから撮影時間も少なくて済みますし、無駄なカットはありません。

けれどもドキュメンタリーは、一筋縄ではいきません。魅力な人物・歴史・自然などの実際にこの世に存在するものに着目し、その全てをテーマとしていきます。

ですから、どんな映像が撮影できるかをディレクターが予想することはできません。

ドキュメンタリーを制作するときにディレクターにとって大事なのは「魅力あるテーマを探し出す力」と、番組を通して視聴者に伝えたいメッセージを明確にすることです。

ディレクターになったからには、誰しも一度はドキュメンタリーを制作してみたいと思うでしょう。

スポーツ中継

スポーツ中継を行うディレクターにとって大切なのは、視聴者がより臨場感を味わえるような映像にすることです。

何台ものカメラの位置や撮影映像を把握して、その場面に合った映像を画面切り替え担当のスイッチャ—と共に決めて行きます。

決定的な場面にはスローモーションを入れたり、応援ベンチが盛り上がっているときにはレポートを挟んだりと、試合や会場の状況がよくわかるように演出しなければいけません。

一瞬の判断力と経験がとても大切です。

情報番組

ニュース・エンタメ情報・天気予報・グルメなど、情報番組のディレクターは常に最新の情報を視聴者に提供しなければいけません。

ポイントは報道番組のような硬さを失くしつつも、正確で分かりやすく情報を伝える能力です。

スタジオとの絡みを考えながらVTRを作ったり、文字スーパーやグラフを利用してより分かりやすいVTRにすることが求められます。

情報番組のディレクターは、毎日取材と編集に追われながら、視聴者の求める情報を提供するという使命があるのです。

広報番組

広報番組とは、都道府県や市町村の情報を伝える番組や営業の宣伝番組のことなどを指します。

広報番組は自分自身でテーマを決めるのではなく、番組のスポンサー側からテーマが与えられるという特徴があります。

料理に例えると、材料を用意するのがスポンサー、調理するのがディレクターとなります。

ですから自分自身のカラーはあまり出せないものの、与えられたテーマをいかにわかりやすく視聴者に伝えられるかということが非常に重要になってきます。

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