仕事体験談 おもしろい企画が考えられる想像力が必要 回答者 : ヤマケンさん(男性/35歳) 職業名 : アシスタントディレクター現在の状態 : 経験者経験年数 : 5年 仕事内容 私は小さいころからテレビが好きで、自分で番組をつくってみたいと思い、東京にある制作会社に入社しました。 会社の規模は小さく、全社員合わせて10名程度のところです。 私はアシスタントディレクターですから、なんでも雑用をこなす日々でした。 スケジュール作成や弁当の手配、ロケ先・出演者のマネージャーへの連絡など仕事はさまざまです。 仕事のやりがい 自分が関わった番組が実際に放送されたときは、苦労が報われる瞬間です。 頑張ってきて良かったなと思えます。 また番組の最後のスタッフロールに自分の名前が映ったときは、実家の家族から連絡があり、まるで自分のことのように大変喜んでくれます。 覚悟しておいた方がいいこと 想像がつきやすいかと思いますが、テレビ番組の制作現場は過酷です。 徹夜が続くこともあります。 私の場合は1週間、自宅に帰れないこともありました。 テレビのスタッフはみんな経験していることとはいえ、肉体的にも精神的にも疲れてしまうのがアシスタントディレクターの仕事です。 給料・待遇 給料は、仕事量の割には少なく感じていました。 私は22歳から5年間、アシスタントディレクターを担当していたのですが、手取りで20万円をきるぐらいです。 それでも毎日忙しい分、お金を使うことがあまりないので、生活はできていました。 この職業の恋愛・結婚事情 出会いといえばテレビのスタッフばかりですので、現場で親密になって結婚するパターンもあります。 私の周りでは、学生時代から付き合っていた相手と結婚する人が多かったです。 中には激務の日々ですれ違いが続き、離婚してしまう方もいました。 この職業を目指す人へのメッセージ テレビの現場は大変です。 毎日つらい仕事でも乗り切ることができる精神力がなければ勤まりません。 また、どんなに忙しくてもおもしろい企画が考えられる想像力も必要です。 実際にテレビ業界に入る前から、こういう番組をつくってみたいと考える訓練をしておくことが大事だと思います。 前の記事へ
会社の規模は小さく、全社員合わせて10名程度のところです。
私はアシスタントディレクターですから、なんでも雑用をこなす日々でした。
スケジュール作成や弁当の手配、ロケ先・出演者のマネージャーへの連絡など仕事はさまざまです。
頑張ってきて良かったなと思えます。
また番組の最後のスタッフロールに自分の名前が映ったときは、実家の家族から連絡があり、まるで自分のことのように大変喜んでくれます。
徹夜が続くこともあります。
私の場合は1週間、自宅に帰れないこともありました。
テレビのスタッフはみんな経験していることとはいえ、肉体的にも精神的にも疲れてしまうのがアシスタントディレクターの仕事です。
私は22歳から5年間、アシスタントディレクターを担当していたのですが、手取りで20万円をきるぐらいです。
それでも毎日忙しい分、お金を使うことがあまりないので、生活はできていました。
私の周りでは、学生時代から付き合っていた相手と結婚する人が多かったです。
中には激務の日々ですれ違いが続き、離婚してしまう方もいました。
毎日つらい仕事でも乗り切ることができる精神力がなければ勤まりません。
また、どんなに忙しくてもおもしろい企画が考えられる想像力も必要です。
実際にテレビ業界に入る前から、こういう番組をつくってみたいと考える訓練をしておくことが大事だと思います。