テレビADの面接

コミュニケーション能力があるか

ADになるには、その他の職業と同じく、「面接」があります。面接で問われることはどんなことなのでしょうか?

まず、面接官に見られるのは、「コミュニケーション能力」があるかどうか、です。

ADの仕事のうち、とても大切なのは人間関係を築くことです。

テレビ番組が放送されるまでには、さまざまな人が関わります。

ディレクター・プロデューサーなどの制作スタッフ、カメラマン・照明などなどの技術スタッフ、更には、出演者や取材対象となる一般の方々まで、多い時には数百人の関係者が存在しています。

ADは、そのすべての人々と関わり合いを持ちます。ですから、コミュニケーション能力がなければADの仕事は勤まりません。

面接では、面接官があなたの一挙手一投足を見て、その能力があるかどうかを見極めています。

テレビマンとしての見込みがあるか

次に挙げられるのは、テレビマンとしての精神・見識を見られると言って良いでしょう。

「なぜ、テレビ制作を志しているのか?」という志望動機を問われるのはもちろんのこと、「テレビなどのメディアに関する一般常識」や「テレビ・芸能界に関する見識」も備わっているかも問われます。

たとえば、あなたが「スポーツ番組」を志すのであれば、スポーツに関する知識や常識、今の日本のスポーツ界の課題・問題点などをしっかりと捉えていなければなりません。

さらに、「スポーツ」以外の一般常識・社会常識も把握しているかも問われるでしょう。

テレビは、社会一般に向けられて放送されるメディアのひとつです。そのため、幅広い知識がなければ上質のテレビ番組を作ることはできないのです。

テレビマンとしての見込みがあるかどうかを、面接官は知りたいのです。

強い精神力を持っているか

最後に挙げられるのは、実績です。学生時代に映像作品を演出した経験などがあれば、それはもちろんアピールできるポイントになります。

あるいは、そのような経験がなくても、たとえば根性があったり、何事も諦めない精神力を養える経験があれば、それもアピールできるはずです。

テレビ業界、特にADという役職は、とてもキツい仕事です。今でも体育会系の先輩・上司がたくさんいる職場で、不眠不休で働くには、強い精神力が必要になります。

どれだけつらい状況でもがんばって働き続けられるという「精神力」を持つ人材が求められます。

面接官は、あなたにその力があるかどうかを知りたいのです。

現在のテレビ界では、新人ADが入っては、すぐに辞めてしまうのが現状です。そのため、採用するADは、仕事を続けることができ、やがてはディレクターに昇進できる人材であることが必須なのです。

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