通訳案内士のやりがい

お客さまのニーズに応え、喜んでもらえる

同じ観光地を案内するとしても、お客さまによって好みや求めているものはさまざま。

通訳案内士は日々、その日ガイドするお客さまのことをよく観察し、相手に満足してもらえるようなガイドの仕方を考えていかなくてはなりません。

「正解がない」というのは難しいところですが、お客さまによって反応が違うため、仕事に飽きることなく毎日新しい刺激を得ながら働くことができます。

そして、お客さまに大きな満足感を与えることができれば、いつしか単なる「ガイドとお客さま」という関係を超え、「人と人」の信頼関係を築き上げることができます。

場合によっては、一人の友達として長くお付き合いしていけるかもしれません。仕事を通じてたくさんの出会いに恵まれることは、通訳案内士のやりがいの一つといえるでしょう。

日本の魅力を外国の人に伝えることができる

通訳案内士は、仕事を通じて日本の文化や歴史などの素晴らしさを、外国の人々に伝えることができます。

日本を訪れるお客さまは、日本についてさまざまな疑問を抱いています。たとえば、観光地の歴史、食事の作法、交通ルール、宗教についての考え方…。ガイド中には、休みなく次々と質問を受けることもあります。

知識が浅いと適切な答えが思い浮かばずヒヤッとすることもありますが、正しく応えることができ、相手を満足させられたときにはかなりの達成感を得ることができます。

自分のガイドによって、海外の方が日本をもっと好きになってくれるかもしれません。そう思うと、観光地に関する地道な下調べや、政治、経済、一般常識などの勉強にも、どんどん熱が入ってきます。

ガイドに満足していただき、「楽しかった!ありがとう!」と笑顔で声をかけてもらったときが、通訳案内士にとって最もうれしい瞬間の一つです。