通訳案内士の生活スタイル

基本的な拘束時間

通訳案内士の労働時間は、担当するツアーにより変動します。

エージェントにもよりますが、一般的に、1日コースで実働8時間、半日では4時間程度と規定されていることが多いようです。

朝は9時ごろから、夜は夕食前までにツアーを終える計算になります。

数日にわたるツアーの場合は、夜も含め、ほぼ24時間体制といえるかもしれません。あらゆるトラブルに備え、お客さまといっしょにいる時間は、すべてが労働時間になります。

そのほか、案内する場所の下見に行ったり、資料を集めたりと、仕事はツアーの前から始まっています。

実際の拘束時間とは別に、こうした準備や勉強も、大切な仕事の一部といえそうです。

依頼に応じられる環境づくり

フリーランスの多くの通訳案内士は、さまざまな職種をかけもちしながら生活しています。

ですが、この仕事はいつ依頼が来るかわからないため、ある程度、時間の融通がきく状況にいることが求められます。

同じように委託で請け負う仕事や、家でできる翻訳業、夜に多い学習塾の講師などが適しているでしょう。

稼動日数は、そのまま通訳案内士としての評価の対象となるので、なるべく柔軟に動ける環境を作りたいものです。

旅行シーズンと、閑散期とで、他の仕事とのバランスをうまくとりながら生活する必要があります。

実際はなかなか難しく、人によっては資格を生かせない状態にあることも珍しくありません。

結婚後の女性は?

通訳案内士は、その仕事柄、日本各地をまわったり連泊する必要も出てきます。

そのため、子育て中の女性が正社員としてつとめるのは厳しく、自由の利くフリーランスを選ぶことになるようです。

逆に言うと、将来的にアルバイトとして働くなら、空き時間を利用した最適の仕事といえるかもしれません。やる気さえあればいつでも使えるのが、資格の強みといえます。