通信会社社員のやりがい・楽しさ・魅力

通信会社社員のやりがい・楽しさ

社会を支える実感が味わえる

通信は、私たちの日常生活に密着し、ビジネスにも不可欠なインフラ(社会基盤)のひとつです。

多くの人が当たり前のように電話、メール、インターネットを使いこなしている今、安定した通信インフラがなければ、もはや社会は成り立たちません。

今後は、「遠隔医療」や「自動運転」などの分野でも通信技術が多用されるといわれており、より通信インフラがもたらす恩恵は大きくなります。

注目度の高い重要な仕事にたずさわることができ、社会生活を支えている実感を得られることは、通信会社社員として働くうえでのやりがいでしょう。

最先端の技術にふれられる

通信分野はテクノロジーの進化が速く、ブロードバンド、WiFi、5G通信、IoT(Internet of Things)など、どんどん新しい技術やサービスが生まれてきます。

通信会社で働いていると、自然とそうしたものに普段からふれる機会が多く、知識や技術の面でも詳しくなります。

そのため、最先端の技術を追いかけていきたい人、スマートフォンやタブレットといったITデバイスに興味がある人などにとっては魅力ある仕事です。

覚えることも多く大変な一面もあります。

しかし、つねに刺激を受けながら新しいビジネスを創っていく喜びが味わえるのも、通信会社ならではの魅力です。

若いうちからたくさんのチャンスがある

時流に乗る必要がある通信会社では、若い社員の感性を大事にしながら事業を展開する傾向が強いです。

入社間もない時期から新しい事業やサービスにたずさわるチャンスも多く、若手ならではの視点やアイデアが大きな仕事を成功に導くこともあります。

早い段階でいろいろな経験をして自らを成長させたい人にとっては、通信業界は魅力的な環境です。

変化の中に身をおける

通信業界は、数年単位で状況がガラリと変わります。

規制緩和によりライバルとなる企業が続々と参入してきている状況です。

近年のインターネットやスマホの普及、技術の進歩により各社の情勢が大きく変わっています。

わずか数年で事業モデル、主力サービス、組織体制そのものが急変する通信会社もあります。

そのように変化の中に身をおき、新たなことにチャレンジしていきたい人にとってはやりがいを見いだしやすい環境です。

通信会社社員の仕事内容・企業の種類

20代で正社員への就職・転職

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通信会社社員の魅力

給料の高い会社が多い

例として、携帯電話大手のNTTドコモの平均年収は約870万円、KDDIの平均年収は約930万円と高い水準にあります(2019年度有価証券報告書より)。

課長や部長クラスとなると年収1000万円を越えている通信会社社員もおり、収入面では強みのある業界です。

ただし会社によってバラつきも大きく、中小やベンチャー系の通信会社では大手通信会社の半分程度の年収額となることもあります。

成果主義を採用する会社も多い

通信業界は価値観の若い業界でもあるため、勤続年数や年齢よりも、成果や能力を重視する「成果主義」を採用する会社が目立ちます。

ソフトバンクや楽天などの大手でも、成果主義を採用している通信会社は数多いです。

成果を上げた社員は、入社わずか数年で課長や部長クラスにスピード昇進できる会社もありますので、上昇志向の強い人には魅力的な業界です。

ただし、業界最大手のNTTを筆頭に、古くからの年功序列を採用している通信会社も一部存在します。

インフラをもつ通信会社は安定している

全国に固定回線(電線)の通信網をもつNTT、携帯電話の基地局をもつNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなど、大手の通信会社は社会に必要不可欠となる「通信インフラ」を持っています。

大手の通信会社は、独占できる権利をもっているようなもので、会社規模も大きく、安定しています。

一方、格安スマホ会社や格安SIM会社などMVNO(モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター)と呼ばれる会社は、自ら通信網を持ちません。

格安スマホ会社や格安SIM会社は、大手キャリアから通信網を借りている立場となるため、事業の安定性としてはやや劣ります。

豊富な知識が身に付く

通信会社に勤めると、通信関連の専門的な知識が身につきます。

<通信会社で身につく知識>
・プロバイダ、MNP(ナンバーポータビリティ)など、通信ビジネスに関する知識
・光回線、WiFi通信など、通信技術に関する知識
・IT知識、ITネットワーク知識
・電線や基地局など、送電網に関する知識

ネットワーク化された現代の社会において、これら通信関連の知識はさまざまな業界・業種で役立ちます。

将来、違う職種に転職することになっても、通信会社で学んだ知識を活かせるでしょう。

社風や企業体質は柔軟

通信業界では社員の多様性を重視した新しい組織づくりに注力する企業が目立ちます。

多くの企業が時短勤務やリモートワークなど柔軟な働き方を取り入れています。

年齢、国籍、出身業界などを問わず、幅広い方面から人材を採用している業界でもあるため、さまざまな価値観に触れながら働けることも魅力のひとつです。