通関士の志望動機、面接

さまざまな志望動機

通関士を職業としたい人の志望動機はさまざまですが、主なものをご紹介しましょう。

・海外と関わる仕事がしたい
・英語を生かした仕事がしたい
・専門知識を持って、それを生かす仕事がしたい
・自分にしかできない仕事がしたい
・お客さまに代わって、貨物を通関し、スムーズな物流をサポートしたい

多くの方が、「通関士」という国家資格取得者としての誇りはもっています。

しかし、国家資格をもって仕事をするのは格好いいからという理由だけではありません。

努力して手に入れた資格や知識をもって、第一線で仕事がしたいという想いを持っているのです。

そのため、志望動機でプロ意識と責任感の強さをアピールする人が多いようです。

就職の面接で聞かれること

情報収集について

通関士という独自の観点で聞かれる質問として、「情報収集はどのようにしますか?」というものがあります。

貿易に関する法律が変わると、通関士の審査も変える必要があるので、通関士にとって情報収集は大切です。

たとえば、昨年までは特恵関税制度を利用して0%の貨物があったとしましょう。今年から、特恵関税制度は使えない貨物と決定されると、新たに定められた関税率を適用します。

そのため、新聞やインターネットなどでの情報収集はすることは欠かせないのです。

英語力について

「英語は得意ですか?」という質問もよくあります。

通関士が審査する書類は、基本的に英語です。書類には、インボイス(請求書)、パッキングリスト(梱包明細)、B/L(船荷証券)、ARRIVAL NOTICE(貨物到着案内)などがあります。

また、NACCSというシステムを利用して、税関に行う申告も英語で入力します。

ただし、企業名や商品名、地名といった固有名詞と、専門用語がほとんどであり、使われる単語もある程度決まっているため、英語が流暢に話せる必要はありません。

通関士以外の業務について

「通関士以外の仕事でも問題ありませんか?」と聞かれることもあります。

通関士を目指す人にとって、少しつらい質問かもしれません。しかし、通関士として仕事をするには、資格はもちろんですが、経験も必要です。

そこで、経験を積んでから、税関に通関士の登録を行い、業務につかせるという会社も少なくありません。

すぐに通関士として活躍はできなくても、経験を積むことでレベル高い通関士になることができます。まずはほかの業務であっても積極的に取り組むようにすることが大切です。