通関士試験は独学で合格できる?

通関士試験の特徴

試験は各科目・項目の60%の得点が取れれば合格できる試験です。すべてマークシート式試験なので、文章添削などを受ける必要性もありません。

ただし、貿易に関する専門用語・法律などの勉強をすることは必須です。

独学合格は可能か

以上の特徴を踏まえると、通関士試験を独学だけで突破することは十分可能です。

あまり種類は多くはありませんが、資格コーナーに独学向けの参考書・問題集も売ってあります。

これを活用して、自分で効率の良い勉強をすることができる人であれば、独学での合格も決して不可能ではありません。

勉強慣れが必要

独学で合格するためには、資格試験・マーク試験に慣れていなければなりません。

具体的には、

・自分で参考書、問題集を進めていくことができる
・自分でスケジュールの管理をしていくことができる
・参考書に書いてあることが理解できる

などのスキル・ノウハウを持っておかなければなりません。

まったく予備知識がない場合や、「勉強慣れ」していない場合には、資格スクール・通信教育などを活用した方がスムーズに進むでしょう。

具体的な勉強方法

通関士試験は、「通関業法関係」「関税法等」「通関書類」の作成の3つに分かれています。

通関業法関係、関税法等は法律の暗記もので、通関書類作成は実務です。

暗記ものは、まずは参考書で知識を仕入れましょう。文字ばかりではなく、図式化しているものを選ぶと理解しやすいでしょう。

知識がある程度入った後は、問題集で数をこなし、自分の苦手な問題を知ることです。間違った問題は、正解するまで何度も繰り返しましょう。

実務は、暗記物の関税法等を理解していないと解けません。

早々に、関税法等を終わらせて、実務にとりかかるといいでしょう。勉強方法は、過去問題を何度もやることです。

通関業法関係は、割と取り掛かりやすいので、最後にまわしても問題ありません。

勉強期間と時間

理解度によって多少前後しますが、期間は最低6ヶ月必要です。総時間でいうと350時間が目安です。

時間や勉強する日も、暗記物と実務で分けましょう。

参考までに例をご紹介します。

暗記物は記憶力のいい朝1時間で、知識を詰め込み、問題を解きます。そして夜に、朝間違えた問題の復習を30分ぐらいします。

実務は、まとまって時間がとれる休日などに1時間から2時間やるのがおすすめです。落ち着いて取り組むことが必要だからです。

独学合格のためのコツ

独学だけで通関士試験に合格するためには、出題傾向を自分で分析して、効率の良い勉強をしていく必要があります。

出題傾向は、過去問を実際に眺めながら、参考書の該当ページを見ていくことで掴むことができます。