トリマーになるための学校の選び方

トリマーには国家資格が存在しないため、特別な学校に通わなくても仕事を始めることは可能です。

しかし、この仕事にはトリミングの技術力や動物に関する知識が求められるため、トリマーを養成する専門学校やスクールでしっかりと学んでから、ペットショップなどへの就職を目指す方法を選択する人も少なくありません。

とはいえ、トリマーの養成学校といってもその数は多く、学校ごとに特色もカリキュラム異なります。

ここでは、数ある学校の中から、どのように通う学校を選んでいけばいいのか、指針となる情報を紹介します。

専門学校とスクール

トリマーを養成するための学校は、大きく分けて「専門学校」と「スクール」の2種類に分けられます。

専門学校には、所轄庁から認可を受けている学校法人の専門学校と、そうでない専門学校があります。

どちらがいいというわけではありませんが、認可を受けた2年課程以上の専門学校を出れば、学歴として「専門士」の称号が与えられます。

また、民間のスクールも多数あります。

その中にも、1年間以上かけてじっくりと技術や知識を身に付けるスクールから、3ヵ月〜半年程度の短期間でトリミング技術の習得を目指すスクール、また日中に仕事などがある人向けに、夜間コースを開講するスクールもあります。

こちらは学歴としては認められませんが、素早く技術を身に付けたい、仕事をしながら週に何日かだけ通いたいといったような人たちが多く通っています。

基本的に、合計の講義時間数(通学時間数)が多ければ多いほど、授業料も上がります。また、学校の設備が充実していたり、優秀な講師を読んで講義を行うような学校も、授業料は高くなる傾向にあるようです。

自分に合った学校を探そう

専門学校、スクール問わず、数十人規模のクラスで講義を受ける大きな学校もあれば、わずか数人の教室に生徒が集うアットホームな雰囲気の学校もあります。

また、座学メインの学校もあれば、実習が非常に多く用意されているような学校もあります。

どのような学校がいいと感じるかは、本人次第です。

トリマーを目指すにあたって、何を重点的に学びたいのか、どのくらいの期間でスキルを身に付けたいのかなど、まずは自分自身の思いと向き合って、そのうえで複数の学校・スクールを比較するとよいでしょう。

就職状況には要注意

就職率は良いに越したことはない。そう考えるのが普通でしょう。パンフレットなどを見ても、「就職率100%」という数字をウリにしている学校は多々見られます。

しかし、ここにも落とし穴があります。たとえば学校と就職先が提携している場合、卒業生全員に就職先をあっ旋することで、就職率を高めていることがあります。

もちろん、その就職先が自分の希望に合えばまったく問題ありませんが、中には本人には選択権がないまま決められてしまうというケースもあるといわれます。

卒業生の就職状況をチェックする際は、単純な数字だけに捉われず、具体的にどのような企業・店舗へ就職しているのかまで確認するとよいでしょう。

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