トレーダーの資格

証券外務員1種資格は必須

トレーダーとして商売するためには、まず日本証券業協会の「証券外務員」の資格が必須となります。

この資格がないと、有価証券の売買をすることができません。

証券外務員の資格には1種と2種があり、早い人では就職活動に備えて取得することもありますが、通常は入社後に受験することになります。

資格試験に合格後、日本証券業協会の協会員となっている会社の従業員として、外務員登録を行ったうえで、外務員としての仕事をすることができます。

2種外務員資格は、現物の有価証券売買ができる免許であり、1種外務員資格は、現物に加えて、先物・オプション等の有価証券関連取引のすべてについて取引ができるものです。

トレーダーは、機関投資家相手の取引が仕事のため、現物有価証券と併せて先物・オプションの売買も取り扱うので、トレーダーとなるには必要最低限、1種外務員資格の取得が必要となります。

仕事上有利な資格やスキル

トレーダーの仕事を続ける上で、社内的に取得が求められるものとして、「証券アナリスト」の資格があります。

これは証券外務員と違い、取得しないとその仕事ができないという必須のものではありませんが、金融市場(マーケット)で働くプロとして、知っておかねばならない知識と経験を持つ専門家としての資格です。

こちらも、日本証券業協会が主催する試験で、協会主催の通信教育の受講後に、試験を受験することになります。

1次試験の科目は証券分析とポートフォリオ・マネジメント、財務分析、経済。

2次試験は1次試験の科目に加え「職業倫理・行為基準」を加えた4科目により総合的に判定されます。

その他、トレーダーが取得すると仕事上役に立つ資格として、CIIA※(国際公認投資アナリスト)があります。※登録商標マーク

こちらは、日本では2001年からスタートした比較的新しい資格制度ですが、国際的に認められた証券アナリストの資格で、日本語か英語で受験が可能です。

国際資格ですので、外資系金融機関で働く希望がある方は、取得を考えても良いでしょう。