ツアーコンダクターに向いている人、適性

面倒見がよく、サービス精神旺盛な人

ツアーコンダクターにとって最も大切だといえるのは、「人に奉仕することに喜びを感じられるか」ということです。ツアーコンダクターは日々、ツアーに参加するお客さまが安全で楽しい旅ができるよう、さまざまな準備を整えて旅を盛り上げていきます。

決して自分自身が目立つわけではありませんし、コツコツと相手のリクエストに応えたり、各所の手配をしたりと、とにかく地味な業務も多いです。

それでも、自分が対応したお客さまから「ありがとう」と言ってもらえれば苦労も吹き飛ぶもの。人の面倒を見ることが好きな人や、相手が喜ぶ顔を見ることで自分もうれしくなるといった人にこそ、向いている仕事だといえます。

各土地の文化や風習を知ることが好きな人

ツアーコンダクターを目指す人は、「旅行が好き」という人がほとんどです。もちろん、好きであることは大事ですが、知らない場所に関する情報を詳しく調べたり、各地の文化や風習などにまで興味を持てることが大切です。

自分が得た知識をお客さまに提供するわけですから、当然、知識は豊富に持っているに越したことはありません。添乗業務は、まさに日ごろの努力の成果が発揮されるのです。

また、海外添乗を目指すとなれば、語学力も求められます。入社時点で高いスキルを問われることはあまり多くありませんが、向上心が強く、就職後も自分自身で勉強し続けていくことができる人が望ましいです。

体力があり、我慢強い人

体力に自信がある人のほうが、ツアーコンダクターには向いているといえるでしょう。ツアーコンダクターの業務はハードです。海外ツアーの添乗が続けば時差ボケも起きやすくなりますが、ボーっとしているようでは大勢のツアー客をまとめることはできません。

また、ツアー中は基本的に24時間体制で仕事をするつもりでいなくてはなりません。たとえ夜中でもツアー客のリクエストがあれば、すぐに対処しなくてはならないからです。国内ツアーの添乗をする場合も、日によっては15時間以上の拘束になることもあるため、やはり体力は必要です。

さらに、ちょっとしたことには動じない精神力も求められます。この仕事ではたくさんの人と接するだけに、何かトラブルがあれば自分が直接クレームを受けたり、難しい要望を投げかけられることもあります。そういった時でも、すぐに怒ったり投げ出したりせず、我慢強く対処していかなくてはいけません。

身体も心も強い人であれば、ツアーコンダクターとしてはたいへん向いているといえるでしょう。