ツアーコンダクターに必要なこと、求められるもの

臨機応変に対応すること

パッケージツアーは、集合場所や交通手段、宿泊場所、観光スケジュールなどの計画を立てた上で実施されます。

そのツアーをまとめていくツアーコンダクターも、計画通りに事が進むよう事前に現地の情報を調べたり、関係各所に連絡をとったりして入念な準備を行いますが、旅にアクシデントはつきものです。

たとえばツアー当日。天候不良で飛行機が予定通りに飛ばなかったり、事故でバスが渋滞に巻き込まれてしまうこともあります。また、ツアー先でお客さまが急に体調を崩したり、ケガをしたり、盗難被害に遭ったり…と、さまざまなトラブルの可能性があることは、常に頭の中に置いておかなくてはなりません。

こういった予期せぬトラブルが起こったとき、どのように対処するかはツアーコンダクターの腕にかかってきます。慌てることなく冷静に対処し、臨機応変に行動して、その場その場のベストを尽くしていくことが大切です。

いつでもお客さまの気持ちに立つこと

ツアーコンダクターは、毎日のようにいろいろな場所に出かけていきます。しかし、ツアーに参加するお客さまにとっては、1回のツアーが一生の思い出になるかもしれません。特別な旅行かもしれません。こうったことをしっかりと頭に置いて、仕事を進めていくことが大切です。

お客さま一人ひとり旅にかける意気込みや目的は違うもの。それでも、誰しもが旅を楽しみにしていることは間違いありません。そうった思いにきちんと向き合って、初心を忘れずに働き続けることがとても大切です。

視野を広げ、知識を吸収すること

ツアーコンダクターは、「この仕事に就いたらゴール」というわけではありません。いろいろな国の文化や風習、歴史、地理、社会情勢など、身につけていくべきことはたくさんあります。自分で勉強したことは全て、仕事に役立たせることができるのです。

また、知識のみならず、自分自身の人間性を高めていくことも重要です。さまざまな人と接する仕事だからこそ、誰もに信頼され、誰もに安心感を持ってもらえる魅力的なツアーコンダクターを目指すことが大切です。

現状に満足せずに自分を磨き続ける向上心や、広い視野を持って新しいことを覚えようとする好奇心が求められます。