ツアーコンダクターは激務?

国内外あちこちに出かけ、体力も気力も要する

ツアーコンダクターの仕事は、よく激務だといわれます。たしかに、国内外あちこちに出かけ、大勢のツアー客のサポートをしなくてはなりませんから、体力も気力も求められるハードワークといえるでしょう。

特に、行楽シーズンや長期連休といった繁忙期にはツアーの量が増え、ツアーコンダクターも非常に忙しい毎日を送ることになります。海外添乗を担当する場合は、時差のある国から帰国して、数日後にはまた別の時差のある国へ出かけることもあります。

それに、ツアーの前後には事前準備や清算作業などがあるため、添乗業務が重なれば移動時間やツアー中の空いた時間を見計らって、別のツアーの事務作業を進めなくてはならないこともあります。

日帰りの場合でも、出発は早朝、そして帰りは深夜近くなることもあり、拘束時間が長くなりがちです。

「いろいろなところへタダで行けて楽しそう!」と思われることもありますが、忙しい時期には部屋にこもりっきりになって仕事をしたり、ほとんど観光を楽しめないこともあるのです。

お客さまのために走り回る

ツアーには、年代も職業も異なる大勢の人が参加します。さまざまな考え方を持つ参加者たちをまとめなくてはいけないのですから、並大抵の気遣いでは務まりません。また、お客さまにはただやさしくするだけでなく、ツアーが事前に決められた計画通りに進むよう、スケジュールをしっかりと管理してリーダーシップを発揮する必要もあります。

また、たくさんの人と接するからこその苦労もあります。たとえば、無茶だと思う要望を掲げられることや、酔っぱらって夜中に叩き起こさること、またちょっとしたトラブルで機嫌を損ねたお客さまからクレームをぶつけられることもあります。

そこまでいかなくても、ちょっとした不安や心配事を持ったお客さまは、全てツアーコンダクターに質問を投げかけてきます。

ツアー客にとっては、ツアーコンダクターこそが旅行中の頼れる存在。面倒だと思わずに、いろいろな要望にも冷静に、誠実に対応していく必要があります。