陶芸家の需要

焼き物の産地での求人募集

陶芸家として働くのであれば、窯元に就職するか、独立して自分で工房を開くかを選択することになります。

窯元に就職する場合は、全国で求人募集が出ているので、自分の理想とする作品を作れるようなところを探して応募するとよいでしょう。

基本的には、伝統的な焼き物の産地ほど大手の窯元が数多くあり、たくさんの職人を募集しているようです。

石川県の九谷焼、滋賀県の信楽焼、岐阜県の美濃焼、山口県の萩焼、佐賀県の有田焼などが焼き物で有名なので、陶芸家をめざすのであればこのような土地に移住して就職することも視野に入れるとよいのではないでしょうか。

また、地域によっては、進学や就職をきっかけに若い人材が故郷を出ていってしまうため、若手の働き手が足りなくて悩んでいるところもあります。

ベテランの職人が細々と続けてきたような工房が、後継者不足のために閉鎖されてしまうということもあるのです。

「伝統的な職人の技を引き継ぎたい」という思いがある若者を大歓迎してくれる窯元もあるので、経験が足りなくても思い切って飛び込んでみるのもひとつの手です。

陶芸教室の需要も

最近では性別や年齢を問わず、幅広い世代の人たちの間で陶芸教室が人気を集めています。

週末に開かれる教室はもちろんのこと、定年退職した60代の男性や子育て中の主婦の場合は平日の教室でも参加できるため、一週間のうちに何度も教室を開いているようなところもあります。

陶芸家にとって、このような陶芸教室がブームになればなるほど講師としての仕事が増えるので、収入も増えることになります。

焼き物を作って売る収入だけだと売れ行きによって毎月の給料が大きく変わってしまいますが、生徒からもらう授業料は安定した額がもらえるので、貴重な副収入となるのです。

地域によってはまだ陶芸教室が開かれていないようなところもあるので、こうした土地で教室を開けばビジネスチャンスにつながるかもしれません。