副業の陶芸家

副業で働くメリット

陶芸家になりたいと思ってはいるけれどこの仕事一本で生計を立てていく自信がないという人は、副業で陶芸家をするという選択肢もあります。

企業に就職して平日はサラリーマンとして働きながら、平日の夜や土日などの空いた時間を使って焼き物を制作し、販売するというスタイルです。

陶芸家は収入が不安定になりがちな職業といわれていますが、副業であれば収入の心配はそれほどしなくても良いですし、好きなことを仕事にする幸せも感じられるので、魅力的な働き方のひとつといっても良いでしょう。

副業で働くデメリットも

しかし、実際に副業で陶芸をやっていくことは、決して簡単なことではありません。

焼き物は、季節や天候によって状態が変わることがあり、常に注意深く観察しながら制作に取り掛からなければいけないものです。

器の形を作ってからしばらく乾かしている間にも、乾き具合を何度もチェックして、最良のタイミングだと判断したところで次の作業に入ることが必要です。

また、窯で焼く際には思いがけず火が高温になってしまって器が割れてしまうというようなリスクもあるので、失敗時には一からやり直しをしなければいけません。

このように焼き物の状態を確認したいときや失敗してスケジュールを立て直したいときに、副業の場合はなかなか思い通りに予定が組めないというジレンマがつきまとうことになります。

たとえ副業であっても、納品予定が決まっているのであれば、決して手を抜くことはできませんし納期を遅らせることもできません。

副業の陶芸家として働くのであれば、どれくらい陶芸中心の生活にできるのかを事前にしっかりイメージした上で、引き受ける仕事の量などを決めたほうがよいでしょう。

また、公務員のように、職業によっては副業での副収入を得ることを禁じられていることもあります。

勤めている会社によっても副業に否定的なことがあるので、事前に確認しておくことが大切です。