特別支援学校(養護学校)教諭の今後の展望

学校の新設が増えている

自治体にもよりますが、特別支援学校の中で特に知的障害児の数が年々増加しています。1つの特別支援学校に生徒が入りきらなくなることも起きていて、学校を新設するところも増えてきました。

特別支援学校の教師の数も増やす必要がありますので、採用人数は今後増える自治体もあることが予想されます。逆に、肢体不自由児の学校や聾学校、盲学校などは減少しています。そのため、これらの学校の教師が知的障害児の学校に異動でくることも増えるでしょう。

特別支援学校は、各障害によって指導も違いますから、知的障害児の学校が増加するのであれば、その障害についての知識や技能をもっともっと身につける必要もあります。

専門教育が求められる

今まで、多くの教師は、特別支援学校の免許を取得するために、広く浅くの学習しかしてきませんでした。知的障害児のためとか肢体不自由児のためとかの細かな指導法まではあまり学んでいないのが現実です。

そのため、今後は、これらの各障害に応じた指導法というものが、大学でも学べるようになっていくと考えられます

地域での役割が大きくなる

また、最近では、特別支援学校が各地域のセンター的役割を果たすようになってきました。どういうものかといいますと、特別支援学校の学区にある地域の普通小学校や中学校などには、特別支援学校にいくほどではないですが、障害を持った児童が在籍しています。

その児童たちを指導する担任の教師に、特別支援学校の教師が巡回してアドバイスを与えるのです。つまり、地域の学校の、中心的な役割を果たすことが求められてきたということです。

ですので、今後は、特別支援学校の知識を地域にも伝えていく役割が求められるということですね。ますます、特別支援学校の教師の出番が多くなると思います。

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