土地家屋調査士への転職

若いほど有利

土地家屋調査士への転職は若いほど有利で、求人票などの募集要項では35歳以下で募集しているところがほとんどです。

これは、土地家屋調査士の仕事に特別体力を必要とするということが理由ではありません。土地家屋調査士という仕事が、独立開業するためにあるようなものだからです。

つまり、いずれ独立開業して自分の下からいなくなる可能性の高い人間に対しては、あまりに高いお給料を払いたくないのが人情でしょう。

年齢が高いほど、家族を養っていたりそれまでの収入との比較があったりする可能性が上がりますので、より年齢の低い者を雇った方が経営が楽なのです。

少し厳しい話に感じるかも知れませんが、これが実体であると言われています。

また、土地家屋調査士の業務は測量技術のほかにも、民法や不動産登記法などの登記に係る法令や先例を覚える必要もありますので、若くて柔軟な人間の方が雇いやすいといったことも理由に挙げられます。

測量業務の経験者はかなり有利

土地家屋調査士の仕事は、測量業務が重要な内容となりますので、測量業務の経験者は転職の際に有利です。

同じ理由から、測量士や測量士補の資格保有者も有利ですが、経験のない資格保有者よりも経験のある無資格者の方が、有利であると考えられます。

これは、測量士の資格がなくても土地家屋調査士があれば事が足りるためで、それよりも実地経験があってスムーズに動ける方が仕事しやすいからです。

30〜40代、未経験からでもチャンスはあるか?

30〜40代で未経験者が土地家屋調査士になるべく転職にチャレンジすることは、かなり厳しいことになりそうですが、チャンスがないわけではありません。

ただし、土地家屋調査士試験はすでにパスしていることが必要です。また、仕事を覚えるまでの間は、収入面でも我慢が必要になってくるでしょう。

条件は厳しいですが、それを乗り越えた先にある目標に向かう気構えがあって、それを形として見せることができれば(土地家屋調査士試験に合格したうえで、プラスアルファのスキルを身に付けるなど)、可能性は見えてくるでしょう。