土地家屋調査士に向いている人、適性

フィールドワークもデスクワークもこなせる

土地家屋調査士は、現地で測量をするフィールドワークと、測量の成果を計算して図面にしたり申請用紙を作成したりするデスクワークの両方があるのが特徴です。

そのため、そのどちらもこなせる方が向いているといえます。

タフさと緻密さが必要

土地家屋調査士はフィールドワークも多く、多少の雨風の中でも測量をやる場合が少なくありません。また、測量する現地は必ずしも市街地や平坦な土地ばかりでなく、やぶやがけ地でやることさえあります。

そのため、これらの状況にもめげないタフさと、そこそこの体力が必要です。

その一方で、測量自体は非常に精度が求められますし、その後の計算や成果品(図面や写真、申請書など)の作成では緻密さが求められます。

特に、不動産の表題登記は、不動産登記法という法律によって非常に厳密な運用がなされていますので、申請書の書き方も含めてかなり細かい部分まで気をつかうものです。

このように、相反する二つの性格をあわせ持つことができる方が向いている職業といえます。

コミュニケーション能力がある人

土地家屋調査士の仕事では、お客さんとの交渉や打合せのほかにも、隣接する地主さんとやりとりしたり、道路管理者(都道府県の土木事務所や市町村役場の管理部署)とのやりとりもかなりの数があります。

そのため、コミュニケーション能力はかなり必要になります。

特に、お客さんと隣接する地主さんがもめていたり仲があまり良くない中で、その仲立ちのような形でお願いに行く場合には、十分な背景の調査や根回しを行えるような能力も求められます。

資格を取っても勉強し続けられる人

不動産の表題登記については、法律自体が古いため、実際の登記実務においては先例をふまえて運用されているのが現状です。そしてこの先例は、年々増えていくものです。

さらに、測量技術も進歩していますし、GPS(全地球測位システム)の運用形態が変わると測量の計算方法が変わることもあります。

このように、資格を取ったあとでも先例や測量技術に対応できるように勉強を続ける必要があるので、これらを苦労と思わない人が向いているといえます。