土地家屋調査士になるには

試験合格だけで登録はできる

土地家屋調査士になるには、例年8月に行われる筆記試験に合格し、その後11月に行われる口述試験に合格し、土地家屋調査士会の名簿に登録が済めば、土地家屋調査士になります。

そして、この試験の受験資格にも試験合格後の土地家屋調査士としての登録にも、実務経験や学歴要件などの特別な条件はいりません。この点については、他の難関資格と比べるとハードルが低いといえます。

ちなみに、資格登録の費用は平成25年現在で25,000円となっており、こちらも他の資格と比べるとリーズナブルといえます。

実務経験が大切

このように、特に実務経験や学歴要件も必要なく、土地家屋調査士になることはできるのですが、それはあくまで理屈上のはなしです。

極端に言えば、測量や不動産登記の実務的なことを何もわからなくても、試験に合格して登録までしてしまえば、土地家屋調査士を名乗ることができてしまうのです。

しかし、このように資格を名乗ることと、実際に土地家屋調査士として仕事をしていくのとは、また別の話です。

特に測量や不動産登記実務は、さまざまな想定外のことが起こることが多く、実務経験がなくて肩書きだけでは土地家屋調査士は名乗れても、実際に土地家屋調査士として仕事をすることはできないと考えるべきでしょう。

真に「土地家屋調査士になった」といえるには

真に土地家屋調査士になったと胸を張っていえるには、自分で測量をして計算をし、図面と申請書を作成して不動産の表題登記を申請し、それが不動産登記簿に記載されてからです。

さらに、一言で表題登記といっても、土地もあれば建物もありますし、土地と土地をくっつけたり離したり、建物でも一戸建てもあればマンションもあったりとさまざまですので、一通りのことができて初めて胸を張っていえるということです。