土地家屋調査士の大変なこと、苦労

肉体労働的な面が多い

土地家屋調査士の仕事は、簡単に説明すれば測量して図面をつくって計算し、それをもとに法務局へ登記申請をすることです。

こう書くと机上の仕事が半分以上あるのかなといった印象を持たれそうですが、後にも先にも現地で測量をしなければ仕事になりません。

そして、この現地測量ですが、「雨にも負けず風にも負けず雪にも夏の暑さにも〜」といった面があります(さすがに雪では測量できませんが)。つまり、かんかん照りの真夏であろうと、少々の雨風があろうと測量をしなければならない場面があるのです。

また、測量する対象が必ずしも平たんな整備された土地であるとは限らず、ときにはやぶの中に入って行ったり、がけ地の近くでこわい思いをすることもあります。

このように、肉体労働的な面が多いのが土地家屋調査士の仕事なのです。

境界トラブルに巻き込まれることも

土地家屋調査士の仕事の性質上、境界をはっきりさせることに伴って、隣接地とのトラブルを呼び起こしてしまうことがあります。

たとえば、大きな土地を不動産会社が宅地分譲するために測量をする場合、隣接地との境界をはっきりさせることが、土地を開発するためにひつようとなるのですが、場合によっては隣接地とのいざこざになりかねません。

特に、自分の持っている土地の近くが開発されるのを好んでいないケースでは、この可能性が高まってしまいます。

また、土地家屋調査士の仕事内容の一つに、境界争いがある場合にそれを解決する手続きを行えるのですが、もともと争っている場所に飛び込む形になりますので、プロセスを間違えるとどちらも敵に回しかねません。

そんなシビアな業務があることも苦労といえます。

景気や公共工事量に左右されがち

土地家屋調査士の仕事は、主に土地や建物が取引されたり、公共工事によって建物がたてられたりしたときに受注することがほとんどです。そのため、景気が悪くなって不動産の取引が停滞したり、公共工事が削減されてしまうと仕事量が減ってしまいます。

どのような仕事も景気には左右されるものですが、特にその側面が強い業種であるといえるでしょう。