土地家屋調査士に必要なこと

測量の技術と登記の知識

土地家屋調査士の仕事は、不動産(土地・建物)の状況を確認し測量して、法務局(登記所)に表題登記や図面を提出することが主だったものです。つまり、この仕事をするには、測量の技術と登記の知識が無くてはなりません。

測量の技術は、機器の扱い方をはじめとして測量座標の押え方や、測量方法などの知識も含むものです。基礎的な知識・方法もそうですが、実地経験も必要となります。

登記の知識は、不動産登記法のみならず、そのベースである民法や不動産登記の先例も必要になってきます。

これらは土地家屋調査士の資格試験で習うもので足りることがほとんどですが、法改正があったり先例の追加があったりした場合には、新しいことや関連して変更されることなどの知識の補充が必要になります。

緻密で精巧な計算と図面の作成

土地家屋調査士が行う測量や、それに伴う計算と図面の作成は厳密性が求められます。というのは、土地家屋調査士が行った測量に基づく計算や図面をもとに、その不動産の物理的な状況である表題登記が定まるためです。

そのため、精密で精巧な計算と図面の作成が求められるのです。

これらの作業は手作業というよりも、機器や専用ソフトを用いて行いますが、入力ミス等がないとも限らないので最終的な確認は必須です。そのため、しっかりとした計算や図面移管する知識・技術等がなければならないのです。

軽快なフットワークと慎重な判断

土地家屋調査士はフィールドワークもデスクワークもあり、フィールドワークにおいては現場のみならず、顧客の元や法務局(登記所)にも出向く必要があります。そのため、軽快なフットワークは必須です。

その一方で、土地家屋調査士の主な仕事である表題登記は厳密さが求められることから、それに至るまでの過程(各種調査・測量・計算・図面化・申請書の作成等)においては、慎重な判断が求められることもあります。

このように、軽快なフットワークと慎重な判断という、相反する特性が必要とされるのです。