セラピストの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

セラピストを目指すきっかけで多いものは?

セラピストを目指す人の多くが、自分自身リラクゼーションに興味があり、人を癒したいという思いを持っています。

具体的な志望動機は人によって違って構いませんが、基本的には「セラピストになる意欲」「リラクゼーション産業の担い手になりたい気持ち」「ハードワークであっても頑張る覚悟」を伝えるとよいでしょう。

この仕事は未経験からスタートする人もたくさんいます。

大切なのはキャリアや勉強してきたことではなく、将来的に長く続ける意思があるということと、困難な状況でもくじけずに頑張る気持ちでいるということです。

憧れだけでなく本気でセラピストとして頑張りたい気持ちを伝えるためには、現役のセラピストに仕事のつらさや裏話を聞いておくと良いでしょう。

そのためには、実際にセラピーを受けにいき、セラピストの生の声をリサーチしておくことがおすすめです。

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セラピストの志望動機の考え方

セラピストとして求められることは、店舗や企業のカラーによって異なります。

したがって、一概に「これが正しい」という言い方はできません。

しかし、どの場合においても「人を癒す仕事がしたい」「人の笑顔が見たい」というのは、この仕事をするうえで最も基本的かつ重要な動機です。

また「セラピストとしてこういう人間になりたい」「癒し産業にこういう風に関わっていきたい」というように、将来的な目標を伝えるのもよいでしょう。

いずれにしろ、志望動機を考える際には「セラピスト」という職業を憧れだけでとらえるのではなく、どんな苦労があってどんな魅力があるのか、自分の中でしっかりと噛み砕いておくことが大切です。

そのためには、セラピストという職業について、できるだけ詳しく調べておくことが欠かせません。

セラピストの志望動機の例文

志望動機の例その1

「私はかねてより癒し産業の担い手としてセラピストの仕事に興味を持っており、将来はセラピストの道に進みたいと思っていました。

私が特に興味を持ったのはボディ系セラピストです。

ボディ系セラピストは、自身の手技によってお客様の身体を癒し、同時に心も軽くする素晴らしい仕事だと思います。

この仕事は体力勝負でやさしいものではないと聞いていますが、笑顔を絶やさずに、店舗に訪れたお客さまの癒しの場になるようなセラピストを目指したいと思っています。

御社はお客さまに「本物の癒し」を提供するため店舗内の雰囲気づくりに特にこだわっていることを知り、この場で一人前のセラピストを目指して働きたいと思い、今回応募しました。」

志望動機の例その2

「私は前職時代、日々大きなストレスを抱えており、なかなか心休まる時間がありませんでした。

そんなとき、ふと立ち寄ったサロンでアロマを中心とするセラピーを受け、とても心が楽になったことがあります。

この出来事を機に、私はセラピーの力やセラピストの仕事に強く興味を持つようになり、仕事を続けながら〇〇というスクールに通ってセラピストとしての勉強をスタートしました。

そして、この度無事にカリキュラムを修了して無事に資格も取得でき、本格的にセラピストとして働き始める決意をしました。

まだまだ知識・技術は完璧なものではありませんが、御社では未経験者の採用と社員教育にも力を入れていると知り、応募させていただきました。

1日でも早く一人前のセラピストになれるよう、自分自身でも日々努力を続けていきます。よろしくお願いします。」

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セラピストの面接で聞かれること・注意点

セラピストとしてサロンや治療院などに就職して働きたい場合、採用試験では必ず面接が行われると考えておいたほうがよいでしょう。

面接では、セラピストだからといって他の職業と比べて特別に難しいことが聞かれたり、ものすごく高いコミュニケーション能力が求められたリするわけではありません。

しかし、面接に臨むための心構えとして、「なぜ、セラピストとして働きたいのか」という気持ちを、自分の中でしっかりと消化させておくことが大切です。

その点がぶれなければ、たとえ面接で予想もしていなかった質問がきたとしても、熱意や仕事に対する前向きな姿勢はきちんと伝わるでしょう。

なお、この仕事は清潔感も非常に強く問われます。

過度なヘアカラーやメイク、奇抜な服装はマイナス評価とされてしまうこともあるため、程々を心がけておくとよいでしょう。

セラピストの自己PRのポイント

面接では「自己PR」を求められることもよくあります。

自己PRでは「自分が得意なこと」や「自分の個性」を前面にアピールしたいと考える人が多いかもしれませんが、大切なのは、自分の特徴を生かしてどんなセラピストになりたいのか、今後どういうことをしていきたいのかをきちんと伝えることです。

また、目標のために見えない努力をする覚悟、憧れではなく本気で癒し産業に関わりたいと思っていることを伝えるのもよいでしょう。

セラピストは他人に癒しを提供する存在ですが、続けていくには自分にストイックであることが大切です。

技術向上のために勉強し続ける気持ちでいること、そして体調管理も仕事のひとつということで自己管理がしっかりできるといった点も、伝えるとよいポイントです。

セラピストの履歴書で気をつけるべきことは?

セラピストの履歴書は、そこまで変わった内容のものを求められることはないでしょう。

気を付けるべき点としては、もしセラピストとしての取得を資格しているのであれば、正式な名称を記載することです。

また、民間のスクールは学歴としては認められないものが多いですが、セラピストになるためにどのような勉強をしたのかは、できるだけ書いておくとよいでしょう。

セラピストは業務委託で働く場合も多いため、勤務に関しての希望条件があれば、そちらもわかりやすく明記しておきましょう。